「不機嫌なモノノケ庵」梶裕貴と前野智昭、同期で中間管理職な2人がバディを組む

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ワザワキリ原作によるアニメ「不機嫌なモノノケ庵」の囲み取材が、去る2月に都内にて行われ、芦屋花繪役の梶裕貴、安倍晴齋役の前野智昭が出席した。

(左から)梶裕貴と前野智昭。

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テレビアニメ「不機嫌なモノノケ庵」ティザービジュアル

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「不機嫌なモノノケ庵」はいつも不機嫌そうな物怪庵の主・安倍晴齋(あべのはるいつき)とともに、妖怪を祓う仕事をすることになった主人公・芦屋花繪(あしやはなえ)を描く物語。ガンガンONLINE(スクウェア・エニックス)にて連載され、単行本は5巻まで発売されている。

梶は「『不機嫌なモノノケ庵』は妖怪たちがたくさん登場するお話なんですが、登場人物に誰一人として悪者がおらず、読んでいて気持ちがとてもほっこりするマンガだなと思いました」と原作の印象を語る。前野も同作について「この作品に出てくる妖怪たちは、僕が『妖怪』と聞いてイメージしていたおどろおどろしいものとは違って、愛嬌のあるかわいらしい妖怪ばかり」と説明しながら、「シリアスなエピソードの中にも笑えるやりとりが毎回あって、本当にどなたでも楽しめる作品だなという印象を受けました」と感想を述べた。

梶裕貴

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エピソードの多くが1話完結型で展開される同作は、毎回モノノケ役としてゲスト声優が登場する。前野は「モノノケ役のゲストさんが毎回すごい方ばかりで。僕らが子供の頃から憧れていたような方がたくさんいらっしゃる」と明かした。梶も「緊張感と喜びがあります」と同意し、「でもキャリアの長い方だけではなく、新人の方も多くいらっしゃる現場なので(キャストの)年齢層が幅広い作品ですね」とアフレコの様子を語る。「先輩と新人の方々から見られるという緊張感で、身が引き締まる思いです」と前野がコメントすると、梶は自身らを「まさに中間管理職ですね」と例えた。

前野智昭

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また芦屋と安倍というバディをそれぞれが演じることについて、梶は「僕と前野くんは同期なんですけど、デビューしてから10数年経って、最近やっと同じ現場になることが増えたんです。と思っていたら、今作のようにバディ役を演じたり……ガッツリと一緒にお芝居することができてすごくうれしいです」と心境を口にする。加えて「同期ということもあり、下積み時代に悩んで苦しんで……という経験を共有できているので、相手のことをより深くわかりあえている気がしています。なので、一緒に現場にいると居心地がいいですね」と思いを明かした。前野も頷きながら「下積み時代から培ってきた絆みたいなものも、今こうして2人でメインキャラクターを担当させていただくことで実感しています。がんばってこれてよかったなと思いますね」と振り返った。

(左から)梶裕貴と前野智昭。

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また妖怪を扱う作品ということから、記者に「過去に経験した不思議な出来事は?」と問われると、梶は「僕は怖い話が苦手なので、考えるのも嫌なんですけど……」と苦笑いしつつも、「中学生のときに、友人同士で肝試しをしようとしたことがあったんです。田舎に住んでいたので、田んぼだらけの道を通って、奥にある森まで行って帰って来ようというコースを考えていたんですけど……いざ始めようとしたら、遠くのほうから爆音とともにバイクの集団が来まして。『結局一番怖いのは人間じゃないか?』と思いながら、肝試しはやらずにみんなで帰ってきた……という悲しい思い出があります(笑)」と振り返り、記者陣の笑いを誘う。続く前野は「僕は車に乗るのが好きなんですけど、近所に野良猫が何匹かいて。その猫たちが、必ず僕の車のボンネットに座っているんですよ。ほかの車には興味を示さないのに、なんで僕の車に乗るんだろう……といつも不思議に思っています」とほのぼのとしたエピソードを披露。梶が「2人とも全然霊的な体験じゃないですね(笑)」とコメントすると2人で微笑んだ。

(左から)梶裕貴と前野智昭。

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最後に梶は「『不機嫌なモノノケ庵』は本当に心温まるお話ばかりですし、基本的に1話完結のエピソードが多いので、どなたでも観やすい作品なんじゃないかなと思います。原作も併せて、まだまだ謎の多いストーリーでもあるので、先の展開を予想しながらご覧いただけたらうれしいです」と語る。前野は「笑いあり涙あり、観終わったあとにはほっこりする作品です。安倍の過去だったり芦屋の秘めたる力だったり、モノノケ庵の空間の秘密だったり……という、まだまだ明かされていない部分もたくさんありますので、原作とアニメともども注目していただけたらなと思います」とメッセージを送った。

アニメ「不機嫌なモノノケ庵」は7月放送スタート。なお梶と前野が声を吹き込んだ「不機嫌なモノノケ庵」のモーションコミックが、アニメの公式サイトほか、ガンガンONLINEや配信サイト・ENSOKUにて公開されている。アニメの放送が待ちきれない人はこちらもチェックしておこう。

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