マンガ大賞2015の結果発表と授賞式が、本日3月24日にニッポン放送イマジンスタジオにて行われた。ノミネートされた14タイトルのうち大賞に選ばれたのは、
「かくかくしかじか」では美大への進学を希望する女子高生の林明子が、絵画教室のスパルタな先生・日高健三らと出会い、進学や就職を経てマンガ家として歩みだす道程が描かれている。単行本最終5巻は明日3月25日に発売される。
続く2位には田島列島「子供はわかってあげない」、3位には大今良時「聲の形」、4位には三部けい「僕だけがいない街」、5位には石塚真一「BLUE GIANT」、6位には竹内友「ボールルームへようこそ」、7位には坂本眞一「イノサン」、8位には堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」、9位には深見真ストーリー協力によるさだやす「王様達のヴァイキング」、10位には松浦だるま「累 ―かさね―」がランクイン。11位から14位までは椿いづみ「月刊少女野崎くん」、ヤマザキコレ「魔法使いの嫁」、市川春子「宝石の国」、高野文子「ドミトリーともきんす」が並んだ。
「マンガ大賞2015」では、「2014年1月1日から12月31日の間に単行本が発売された作品のうち、最大巻数が8巻までのマンガ作品」を対象に1次選考が行われ、最終選考作品を選出。選考委員全員がそのノミネート作品をすべて読んだ上で1位から3位までを選定し、ポイント制での集計を経てトップに輝いた作品を「マンガ大賞」としている。
「友達に薦めたくなるマンガ」をコンセプトに創設された同賞の開催は、今年で8回目を数える。第1回目の2008年には石塚真一「岳 みんなの山」が最多票を獲得。2009年には末次由紀「ちはやふる」、2010年にはヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」、2011年には羽海野チカ「3月のライオン」、2012年には荒川弘「銀の匙 Silver Spoon」、2013年には吉田秋生「海街diary」、2014年には森薫「乙嫁語り」が大賞に選ばれてきた。
※3/24 15:30追記:2位以下の作品タイトルと受賞記念イラストを追加しました。
マンガ大賞2015最終結果
大賞
2位 田島列島「子供はわかってあげない」(66pt)
3位 大今良時「聲の形」(65pt)
4位 三部けい「僕だけがいない街」(57pt)
5位 石塚真一「BLUE GIANT」(49pt)
6位 竹内友「ボールルームへようこそ」(40pt)
7位 坂本眞一「イノサン」(38pt)
8位 堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」(36pt)
9位 深見真ストーリー協力、さだやす作「王様達のヴァイキング」(35pt)
10位 松浦だるま「累 ―かさね―」(30pt)
11位 椿いづみ「月刊少女野崎くん」(28pt)
12位 ヤマザキコレ「魔法使いの嫁」(20pt)
13位 市川春子「宝石の国」(18pt)
14位 高野文子「ドミトリーともきんす」(8pt)
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