「魔法遣いに大切なこと」実写版がついに公開

今月20日から実写映画「魔法遣いに大切なこと」がついに公開となる。

この作品はもともと脚本家の山田典枝が、映画脚本のコンクールである城戸賞に応募するために、2000年に書き下ろした作品。実写映画を想定して書かれたが、当時は実現することがなかった。その後、2002年によしづきくみちにより、月刊コミックドラゴン（富士見書房）でコミック化されるとたちまち人気を集め、テレビアニメや小説といったメディアミックス化が進んだ。

そして2007年、ついに実写映画版の製作が決まった。脚本を書いてから実に7年越しの実写映画化となった。

山田は映画化に伴い、監督の中原俊ととも脚本の手直しを繰り返したと語っており、映画化に対する熱意は強かったようだ。山田が実写映画として表現した「魔法遣いに大切なこと」に期待しよう。