内田春菊
ウチダシュンギク
1959年8月7日長崎県生まれ。1984年、小説推理(双葉社)にて4コママンガ「シーラカンスぶれいん」が掲載されデビューする。赤星たみこのアシスタントを務めながら、短編作を発表。1986年ガロ(青林堂)にて連載された「南くんの恋人」は、突然体が縮んでしまった恋人と同棲するという一風変わった設定に注目が集まり、1994年と2004年にドラマ化されるヒットとなった。1993年、自伝的小説「ファザーファカー」を発表し、直木賞候補に。翌年、同書と出産・育児をテーマにしたマンガ「私たちは繁殖している」で第4回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した。「ファザーファッカー」は1995年に映画化。その他の代表作にドラマ化もされた「物陰に足拍子」、「目を閉じて抱いて」などがある。波乱万丈な人生をでも知られ、3度の離婚を経て父親の違う4人の子供を出産している。その経験は「ほんとに建つのかな」などのエッセイマンガにまとめられ、既存の価値観にとらわれない新しいライフスタイルが多くの女性に支持されている。女優、ダンサー、歌手としてマルチな活動も行っている。