「桐島、部活やめるってよ」は、第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのベストセラー小説を映画化した作品。主演は神木隆之介、監督は「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「パーマネント野ばら」などで知られる吉田大八が務める。
高橋優が映画主題歌を担当するのはこれが初。映画のプロデューサー・佐藤貴博が「この映画の世界観には高橋優しかいない」と吉田監督に提案し、監督も快諾して起用に至った。そこで高橋は台本を読み、高知県の撮影現場を訪問して自らの肌で雰囲気を感じた上で楽曲を制作した。撮影現場では、校舎の屋上でキャストを前にギター弾き語りを行い、「みんなの思いを受けて作ります!」と誓ったという。
高橋はこの曲のテーマについて「生きていくなかでは誰にでも、すごく辛いことはあるし、自分だけが置いてけぼりを感じることもあるし、周りの人たちばかりが幸せそうに見える。自分だけが不幸なんだということだけで終わるのではなく、そうとは言え、自分にも陽は昇るし、同じ時間の中で同じ世界の中で生きてる。止まない雨はない。誰にとっても明けない夜はないという、当たり前のことを改めて思い出す事で、誰かが特別なことじゃないんだよ、ということが歌えたらいいなと思って書きました」と語っている。
リンク
- 8月11日(土)公開 映画『桐島、部活やめるってよ』公式サイト
- 高橋優 オフィシャルサイト
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音楽ナタリー @natalie_mu
高橋優、神木隆之介主演作で初映画主題歌うたうってよ http://t.co/zjcFFoVA