GLAY全国ホールツアー、13年ぶりの川口公演で開幕

GLAYの全国ホールツアー「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2011-2012 RED MOON & SILEVER SUN」の初日公演が、昨日10月6日に埼玉・川口総合文化センターリリアにて行われた。今回のツアーは10月から2012年3月まで、46本にわたって開催。初日の会場には約2000人のファンが集まり、ツアーのスタートを見守った。

GLAYがリリアでライブを行うのは、1998年4月に行われた全国ツアー「GLAY Tour '98 pure soul」の初日公演以来、実に13年ぶりとのこと。TERU（Vo）はMCで「それだけ歩み続けてるってことですよ」と、バンドの歴史を振り返りながら感慨深げに語った。

この日のライブでは前日10月5日に通信販売限定でリリースされたばかりのニューシングル「G4・II -THE RED MOON-」の収録曲、さらにヒットシングルやファンから絶大な支持を受ける懐かしの名曲など、幅広いセットリストを展開。予想外の衝撃的な演出を通じて、ファンとメンバーがアットホームなやり取りを楽しむ一幕も見受けられた。

TAKURO（G）はライブ中盤、「前回のツアーの最終日から今までの間に、日本では本当にいろいろなことがあって、自分たちに何ができるかをずっと考えてきました。これから新しい試みをたくさんやっていきたいと思ってます。みんなも自分たちの挑戦を見ていてください」と熱く語り、観客から大きな拍手を浴びる。ラストのMCではTERUが「今日から46本、無事に帰ってくることを祈っていてください。違う会場でまた会える人もいるかもしれません。俺たちも頑張ってきます！」と、ロングツアーに向けた意気込みを力強くアピールしていた。