今回のツアーは、昨年10月にリリースされた最新アルバム「dynamo」を携え、約3カ月にわたり各地で展開。最終公演となったこの日は、盟友
映画のオープニングを思わせるような映像演出を経て、1曲目として鳴らされたのは「Wonderpower」。のっけからダンサブルなロックチューンでオーディエンスを踊らせていく3人。そして稲見喜彦(B, Vo, Syn)の「Are you ready 新木場?」という煽りから「Cydonia Twin」が始まり、続いて「Universe Universe」に流れると高揚感を誘うビートが会場を狂騒へと巻き込んでいった。
木幡太郎(G, Vo, Syn)の「ツアーファイナルです、ありがとう。人が多いのはいいことです。長いからよろしく」という挨拶の後は、「Delight Slight Lightspeed」「Lovers On Mars」とアッパーチューンを連投。「Sci-Fi Age Riot」の途中で木幡はフロアに向かって「オーイ!」と叫び、観客とのコミュニケーションを楽しんでいる様子をみせた。
続いてのパートでは、前半のハイテンションなムードを落ち着かせる展開に。突き抜けるようなサウンドとアンニュイなボーカルが絡む「There He Goes」「Intergalactic Love Song」、重々しいビートが響く「Caravan」などが披露される。オーディエンスは気持良さそうに体を揺らし、3人が繰り出すサウンドに身を委ねた。
MCでは長谷川正法(Dr)が上機嫌にトーク。「長い長いツアーだったけど、今日でファイナルだよ。3カ月くらいツアーしてきましたが、それも全部この日のためだぜ! 今日は思い残すことなく、お前ら全員踊り狂わせてやるぜ」と笑顔で宣言する。すると木幡が「じゃあ、狂っちゃおうか?」という言葉を放ち、それを合図にゲストのthe chef cooks meが登場した。
ステージに揃った6人はひとしきりツアーの思い出話で盛り上がると、「Before The Stardust Fades」をプレイ。アヴェンズのスペーシーなサウンドとthe chef cooks meの3人が打ち鳴らすエキゾチックなビートが溶け合い、会場のボルテージを上昇させていった。
the chef cooks meメンバーの退場後、バンドは再びアッパーチューンを投下。本編ラストではシリアスなサウンドスケープが広がる「Space Station Styx」が演奏され、果てしない宇宙空間を再現したような音像にオーディエンスは釘付けとなった。
アンコールでは「Starmine Sister」「NAYUTANIZED」の2曲を全身全霊で届けた3人。演奏を終えると木幡は笑顔で「最高でした! またライブで会いましょう」とオーディエンスに感謝を伝える。そしてステージから誰もいなくなると場内が暗転し、スクリーンにメンバーやツアースケジュール、スタッフロールが映し出され、ロングツアーのフィナーレを感動的に演出した。
Delight Slight Flight Tour Final -ONEMAN SHOW-
01. Wonderpower
02. Cydonia Twin
03. Universe Universe
04. Delight Slight Lightspeed
05. Hyper Space Music
06. Lovers On Mars
07. Sci-Fi Age Riot
08. There He Goes
09. Caravan
10. Future Never Knows
11. Intergalactic Love Song
12. Heartbeat Satellite (S.O.S From Sci-Fi Planet .A)
13. Space Diamond (S.O.S From Sci-Fi Planet .B)
14. Ibiza Sunset
15. Before The Stardust Fades
16. Beats For Jealous Pluto
17. Homosapiens Experience (Save Our Rock Episode.1)
18. Space Station Styx
<アンコール>
19. Starmine Sister
20. NAYUTANIZED
リンク
- avengers in sci-fi official site
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ぽんきち @pon_akg1352
新木場だしこれまたやってくんないかな〜〜〜!!!!!! https://t.co/wp6hszowvG