ベルハー、初単独ツアー完走！ファイナルはリキッドで29曲

BELLRING少女ハート初の単独ツアー「黒い羽集金ツアー」のファイナル公演が1月23日に東京・LIQUIDROOMにて開催された。

ニューアルバム「UNDO THE UNION」を引っさげて札幌、仙台、大阪と巡ってきたベルハー。その最終公演はメンバーの顔が浮かび上がってくる不穏なオープニング映像から始まり、オーディエンスの期待感を煽る。そしてニューアルバム収録の「タンジェリン細胞」からライブをスタートさせ、定番のポップチューン「夏のアッチェレランド」や「World World World」「c.a.n.d.y.」などサイケデリックやグランジロックを織り交ぜたベルハーらしいナンバーを次々と投下していった。メンバーは、序盤から一気に12曲をノンストップで披露しフロアを熱気の渦にへと誘う。最初のMCコーナーでも足早に自己紹介とMC BUTCHのコール＆レスポンスのみ行い、メンバーはすぐに後半のライブを再開させた。

ジプシーブラスバンドの「REVERLY!!!」でオーディエンスを熱狂させたメンバーは、穏やかなメロディの「Tech Tech Walk」で満員のフロアへと降り、観客が作るアーチの中を練り歩いていく。ここで神聖かまってちゃんとのツーマンライブ開催が告知されフロアをどよめかせたメンバーは、キラーチューン「サーカス＆恋愛相談」「the Edge of Goodbye」を歌い上げ会場のボルテージを最高潮に。ここでメンバーは松隈ケンタが手がけた切ないナンバー「UNDO」を投下。歌唱後メンバーは次々とステージから退場しライブ本編をシンプルに終える。

アンコールのラストでメンバーは「bedhead」を熱唱し、全29曲を約2時間15分で駆け抜けてツアーを締めくくった。

※記事初出時、一部キャプションの人物名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。