LinQ恒例「紅白LIVE」、4年目は岸田麻佑率いる白組が優勝

LinQが12月28、29日に福岡・天神ベストホールにて「LinQ年末大感謝祭2014～紅白LIVE合戦～」と題した特別公演を開催した。

年末恒例の「大感謝祭」も今回で4回目を数え、LinQメンバー総勢28名が紅白2チームに分かれて1年を締めくくるライブを繰り広げた。今回は水野真里菜が紅組団長、岸田麻佑が白組団長を担当。2人はそれぞれ「私が団長に決まったときはすごく不安でしたが紅組のメンバーが支えてくれました。今は不安はありません！ 必ず勝ちます」（水野）、「昨年に続き団長をさせていただきますが白組は『大感謝祭』での勝利は一度もありません。チーム一丸となって勝利をつかみ取ります!!」（岸田）と気合いを入れてイベントをスタートさせた。

初日は白組の気迫あふれる「祭りの夜～君を好きになった日～」から勢いよく開幕。さらに「Ice Queen of Love」からの「ハピ☆デリ」や、LadyとQtyによる「No Lady Qty, No Life」といったコラボパフォーマンスを中心に行って紅組をけん制する。対して紅組は昔話「桃太郎」をモチーフに、水野が“まり太郎”として仲間を探していくストーリーをステージ上で展開。序盤は「Wake up」や「ハジメマシテ」などを披露して会場を沸かせた。

中盤では2組による応援合戦が行われ、白組は「アナと雪と女王」や「妖怪ウォッチ」のキャラクター、さらに日本エレキテル連合に扮したメンバーが登場し会場の笑いを誘う。これに対抗して紅組メンバーはドラマ「ファーストクラス」を思わせるドラマ仕立ての応援で自チームの熱気をオーディエンスに伝えた。

この日のラストは白組が「もっともっといつかきっと」、紅組が「手をつないで」をそれぞれ歌唱。この結果、初日の投票では白組が優勢となり、差を付けられた紅組はさらなる闘志を燃やして逆転をアピールした。

2日目の1曲目は紅組の「My Letter」。曲中では、勝利を誓う水野の思いをしたためた手紙が読み上げられ、チームの気持ちが改めて1つになった。一方の白組も岸田を中心に「優勝を必ず勝ち取る！」と宣言し、「シュワシュワシュワリ」や「telephone」などをプレイ。元気さの中にもかわいらしさを感じさせるこだわりの演出を随所に忍ばせ、一歩も退かない姿勢を見せつけた。

ライブ終盤では互いに勝負曲を投下。紅組がキラーチューン「チャイムが終われば」と「未来日記」で勢いづくと、白組も「for you」「フクオカ好いとぉ」を畳み掛け会場は大歓声に包まれる。ここで2組の楽曲披露が終了。ファンによる投票の結果、白組が紅組を上回って優勝を決めた。勝者の白組には「ウェッサイ!!ガッサイ!!」を歌う権利が与えられ、満面の笑顔を見せながら同曲を歌い上げた。

勝負には負けたものの、すべてを出し尽くした紅組メンバーも最後は晴れやかな表情を浮かべ、メンバー全員で「Peace」を熱唱。最後は2016年に開催される福岡・マリンメッセ福岡でのコンサートに向けて2015年はさらに飛躍することを約束し、この日のイベントを締めくくった。