LinQ城崎はるな、笑顔で卒業「最高に幸せな高校2年生です」

LinQが昨日12月7日に福岡・天神ベストホールにて城崎はるな卒業公演「照らすベストホール!!～城崎はるなラストLIVE～」を開催した。

2011年のLinQ結成時より1期メンバーとして3年8カ月の間活動してきた城崎。彼女は保育士になるという夢を目指すためグループを卒業することを決心し、この日の公演をもって活動に区切りをつけることを10月13日の定期公演にて発表した。そんな彼女を最後にひと目見ようと会場には大勢のファンが集結し、チケットは早々にソールドアウトを記録。フロアは開演前から熱気に包まれていた。

オープニングでは城崎をフィーチャーした映像が流れ「My Letter」からライブスタート。2曲目では1期生のみで「さくら果実」が披露され、城崎はセンターポジションでまぶしい笑顔を振りまいた。この日の自己紹介では、城崎が定番の「今日もみんなを照らしちゃうぞ！」と言うと、会場からは一斉に「まぶしー！」といつも以上の大きなコールが起こり、城崎だけでなくほかのメンバーも驚きの表情を浮かべた。

中盤でメンバーは「Wake up」「笑顔にLinQ」「チャイムが終われば」などを歌唱。城崎の笑顔に引っ張られるようにメンバーもファンも終始笑顔を絶やさず、ライブは終盤へと突入する。合間のMCでは深瀬智聖と坂井朝香によって、城崎がLinQの活動のために地元・長崎から福岡まで通い続けたことや、毎朝坂井が城崎へモーニングコールをしていたことなどが語られた。

そしてライブ終盤の「for you」では、さらに笑顔を弾けさせる城崎にファンは惜しみない拍手を送る。メンバーがステージをあとにするとアンコールとして定番となっている「替え玉コール」が城崎のために「はるな！まぶしー！コール」に変わり、大歓声が響き渡る中、メンバーが再びステージに登場。城崎は「LinQで活動して約4年、多くの挫折があったけど、それを超えるくらい楽しいことや喜びがいっぱい詰まった日々でした。それは支えてくれたみんなのおかげで、私はきっと最高に幸せな高校2年生です。これからは、自分の足で新しい夢に向かって歩いていきます。これからも一期一会の奇跡を大事にしてがんばっていきます！」と感謝の気持ちを述べ、ラストに城崎は「Shining Star」でこの日一番の笑顔を見せた。

最後に天野なつは「私たちは城崎はるなとのLinQでの日々を誇りに思いながら、これから28人、全力疾走で福岡マリンメッセ公演を目指します！」と力強く宣言した。“太陽のような笑顔”と称され、多くのファンを照らし続けた城崎は、この日の公演で全曲に出演し、最後の最後まで笑顔を絶やさずにLinQでの活動を終えた。