坂本龍一&真鍋大度が文化庁メディア芸術祭でアート部門優秀賞

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「第18回文化庁メディア芸術祭」にて、坂本龍一と真鍋大度による作品「センシング・ストリームズ―不可視、不可聴」がアート部門の優秀賞に選ばれた。

写真は11月28日に都内にて行われた受賞作品発表会の様子。左からアート部門優秀賞を受賞した五島一浩、同じく真鍋大度、マンガ部門大賞を受賞した近藤ようこ、同じく津原泰水。

写真は11月28日に都内にて行われた受賞作品発表会の様子。左からアート部門優秀賞を受賞した五島一浩、同じく真鍋大度、マンガ部門大賞を受賞した近藤ようこ、同じく津原泰水。

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これは夏に開催された「札幌国際芸術祭 2014」のために制作されたインスタレーション作品で、人間が知覚できない電磁波を感知し、可視化・可聴化するというもの。札幌駅前地下歩行空間(チ・カ・ホ)およびモエレ沼公園内ガラスのピラミッドに設置され、アンテナが収集した電磁波のデータが巨大な自発光型超高精細大型ビジョンとスピーカーを通じてリアルタイムに可視化・可聴化された。直接見ることができないが人間の生活に確実に影響を与えている電磁波を、誰もが鑑賞できるようにして、その存在を改めて意識することを促した。

文化庁メディア芸術祭は、メディア芸術の振興を目的とした祭典。アート部門のほか、マンガ部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門の4部門で優れた芸術作品を表彰するとともに、国内外の作品を広く紹介している。真鍋大度は2012年度の「第16回文化庁メディア芸術祭」において、Perfumeの海外展開用サイト「Perfume official global website」でエンターテインメント部門の大賞を受賞。また昨年度の第17回でエンターテインメント部門の大賞をとった「Sound of Honda / Ayrton Senna 1989」にも受賞者として名を連ねている。

※記事初出時、見出しに「アート部門大賞」と記載しておりましたが、正しくは「アート部門優秀賞」です。訂正してお詫びいたします。

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読者の反応

橋爪勇介|美術手帖 @hashizume_y

今回大賞が該当無しとなった理由には全く触れずなのか。ナタリーだとこういう中身ない(そしてタイトル間違い)記事でもtweet数凄いんだな...。
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