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「氷菓」は米澤穂信の小説をもとにした青春ミステリー。廃部寸前の古典部に入部した男子高生・折木奉太郎が、好奇心旺盛なお嬢様・千反田えるたちと学園に潜む謎に挑んでいく。クールな性格の奉太郎を山崎、天真らんまんなえるを広瀬が演じた。
プライベートでもよく遊ぶほど仲がいいという山崎と岡山。岡山が「現場で最初に会ったとき、賢人に無視されたんですよ(笑)。いつも遊んでるから現場で会うとどうしたらいいかわからないという感じで」と述べると、山崎は岡山のほうを見ながら同意するようにうなずく。山崎は「撮影中は(岡山と)部屋で一緒に遊んだり、焼肉屋でセリフの読み合わせをしていました」と回想。すると広瀬は「誘われてない……」と山崎と岡山を見やり、「ロケバスでもずっと隣に座ってるんです。さっきも、2人は前世では1人だったみたいなこと言ってました」と彼らの仲のよさを示すエピソードを披露した。
続いて岡山が山崎に、前から気になっていたという疑問をぶつける。「俺を待たせている間、何してるの? 1、2時間待ったこともある」とプライベートでの遅刻癖に言及すると、山崎は「1、2時間も待たせたっけ?」と覚えていない様子。そんな山崎に対し岡山が「『もうちょっとで行く』って返事はあるけど、全然来ない!」と迫ると、山崎は「タクシーの混み具合とかあるじゃないですか……というのは表向きの理由で、家でダラダラ準備しちゃってます」と正直に告白し、観客の笑いを誘う。
また広瀬に対してもほかの登壇者たちからいくつかの質問が飛んだ。山崎が「制服まだいける?」とニヤリとしながら尋ねると、劇中で制服を着用している広瀬は「この業界に、私と顔が似てて制服が似合う子がいるんですよ」と妹の広瀬すずを引き合いに出し、「彼女をよく見てるので、そのギャップが大丈夫かなと思ってそわそわしながら着てました」と振り返った。
イベントの終盤には「氷菓」と彫られた氷のパネルが登場。登壇者がピンクの液体を注入すると、文字が浮かび上がった。そして山崎は「集団に潰される個の話であったり、学園ミステリーという作風の中にメッセージが込められています。キャラクターもバラバラの性格をしていて、彼らの会話も面白いのでぜひ観ていただきたいです」と映画の魅力を語り、イベントの幕を引いた。
「氷菓」は11月3日より全国ロードショー。
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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