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「禅と骨」本編未使用の短編アニメ一部公開、今日マチ子がキャラ原案務める

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中村高寛の最新監督作「禅と骨」の特別映像が、YouTubeで公開された。

本作は、1918年に生まれた日系アメリカ人の禅僧ヘンリ・ミトワを追ったドキュメンタリー。80歳を目前にして童謡「赤い靴」の映画化を宣言し、家族や周囲の人々を巻き込みながら夢の実現に動き出すヘンリの姿が切り取られていく。

特別映像は、ヘンリの死後、彼の夢を実現させるために中村が制作・構成した短編アニメーション「ヘンリの赤い靴」の一部。「禅と骨」本編には未使用のシーンで、赤い靴の少女・きみが、孤児院を抜け出すさまが収められている。監督はアニメーション作家の朱彦潼と陳晨が務めた。

なお同短編のキャラクター原案を担当したマンガ家・今日マチ子は「『きみちゃん』の物語ですが、同時にヘンリさんのお母さんの物語でもあるので、悲しさもありながらも、少年が慕う母という、優しいイメージになるように心がけました」とコメントを寄せた。

「禅と骨」は9月2日より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。

今日マチ子 コメント

「赤い靴」には日頃から親しんでいましたが、実はこういう話があったのだと本作に関わることで初めて知りました。幼い女の子の物語に母への想いを寄せるヘンリさんがいることも。「きみちゃん」の物語ですが、同時にヘンリさんのお母さんの物語でもあるので、悲しさもありながらも、少年が慕う母という、優しいイメージになるように心がけました。

(c)大丈夫・人人FILMS

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