EXILE TRIBEとSSFFコラボ企画の詳細発表、岩田剛典やAKIRAの出演作上映

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EXILE HIRO率いるEXILE TRIBEとショートショート フィルムフェスティバル&アジアのコラボ企画「CINEMA FIGHTERS」。本企画にて製作される短編映画全6作品の詳細が明らかになった。

「キモチラボの解法」

「キモチラボの解法」

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「Snowman」

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「色のない洋服店」

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「CINEMA FIGHTERS」は、作詞家・小竹正人が手がけたLDHの楽曲を映像化するプロジェクト。すでに同映画祭での上映が発表されていた山田孝之石井杏奈E-girls)の共演作「パラレルワールド」に加え、Flowerの楽曲「白雪姫」をもとにした「キモチラボの解法」、E-girlsの楽曲「Mr.Snowman」をもとにした「Snowman」、Dream Amiの楽曲「ドレスを脱いだシンデレラ」をもとにした「色のない洋服店」、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの楽曲「花火」をもとにした「終着の場所」、EXILEの楽曲「Heavenly White」をもとにした「SWAN SONG」がスクリーンにかけられる。

「終着の場所」

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「SWAN SONG」

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AKIRA(EXILE、EXILE THE SECOND)と水崎綾女が共演する「キモチラボの解法」は、人々の感情を解放するクリニック“キモチラボ”を舞台にした人間ドラマ。倍賞美津子鈴木伸之劇団EXILE)が出演する「Snowman」では、不治の病にかかった男と新薬の開発を待つ女のラブストーリーが、「色のない洋服店」では、Dream Ami演じる洋服店を営む女性が、ある放浪画家と出会ったことをきっかけに変化していく様子がつづられる。また町田啓太(劇団EXILE)の出演作「終着の場所」は男女の心の奥底にある感情を問う恋物語で、岩田剛典(EXILE、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)と桜庭ななみが共演する「SWAN SONG」は、大寒波により終焉を迎えつつある地球を舞台にした作品となっている。

なおショートショート フィルムフェスティバル&アジア2017は、6月1日から25日にかけて東京と神奈川で開催。チケットなどの詳細は映画祭の公式サイトで確認を。

AKIRA(EXILE、EXILE THE SECOND)コメント

短い時間の中でストーリーが展開するので、監督やキャラクターの人物像など、それぞれのカラーが出やすいことや、説明を細かく描かなくても五感をフルにはたらかせて楽しめるところがショートフィルムの魅力かと思います。小竹正人さんが作詞を手掛けた「白雪姫」(Flower)という切なさや恋愛をストレートに感じられる素敵な楽曲とA.T.監督が描く作品の化学反応にご期待ください。

岩田剛典(EXILE、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)コメント

初挑戦となるショートフィルムの撮影でしたが、短い時間の中でストーリーが完結するところがショートフィルムの魅力だと思います。「SWAN SONG」は、荒廃した近未来がテーマで地球が終わってしまう直前のラブストーリーを描いた作品ですが、その中で恋愛感情を抱き、そこから支えあっていくさまが表現された作品になりました。1カット1カットが命のようなもので、それを積み重ねていく作業を続けた3日間の撮影はタイトなスケジュールだったけれど濃厚で充実していました。

Dream Ami コメント

「ドレスを脱いだシンデレラ」がこんなふうに表現されるとは想像していなかったので、びっくりしました。曲自体は恋心を歌っているのですが、今回のこの作品はもっと根本にあるもの、生きていく上でずっと課題になる問題をテーマにしています。この歌がこんなに大きな意味を持つとは、驚きと新たな発見で嬉しかったです。撮影は、自分の知らなかった自分に出会う事の出来た三日間でした。短い分数のなかに、大切なことがギュッと込められていて、短時間で全てを把握できる、ショートフィルムに魅力を感じました。

A.T.(「キモチラボの解法」監督)コメント

楽曲「白雪姫」で描かれているヒロインは、見慣れている美しくきらびやかな世界ではありません。凍てつく寒さの中で大輪を咲かせようと、耐え忍び時を待つという新しい見え方。
「つぼみ」→「開花」を感情の起爆に置き換え、現代人が不得意とするFace to faceのコミュニケーションの根幹を描きたいと考えました。人と人とが最も幸福に感じる瞬間、行為とは……答えは作品にあります。

萩原健太郎(「Snowman」監督)コメント

曲の歌詞は素敵だと思うのだけど、まるで自分とは程遠い別の世界の話のように思えていました。僕の中でリアリティが伴わないんです。本当の世界はもっと苦しく、痛みで満ち溢れているのに。
それなら歌詞のその裏を描く事で、Snowmanはより輝きを増すのではないか。苦しみがあるから人は輝き、物語は始まる。痛みがあるから想いは降り積もり、Snowmanは出来上がるのだから。

齋藤俊道(「色のない洋服店」監督)コメント

「ドレスを脱いだシンデレラ」の歌詞を起点として、そこからいかに発想を膨らませ、魅力的な物語に仕上げるか、というのがこの企画の難しいところでもあり、面白いところでもありました。
結果的に、自分にとって新しいコンセプトやスタイルに到達することができたと思います。
この映画が、一人でも多くの人に前向きな力を与えられるよう願っています。

常盤司郎(「終着の場所」監督)コメント

花火を見上げる自分を想像するとき、打ち上がっている花火よりその隣にいる誰かを想像してしまう事がある。この楽曲を聴いたときにも、そんな感覚が湧きあがり、同時に男女の恋愛に真正面から向き合ってみたくなった。こうして生まれた物語は登場人物たちを自分自身さえ想像していなかった“終着の場所”へ向かわせることになった。そういえば、花火を見終えた後の何ともいえない寂しさは、映画づくりとどこか似てるな……とクランクアップの日に、ふと思った。

落合賢(「SWAN SONG」監督)コメント

「会えないかもしれない理想のヒト」を追い求め続けるべきか、それとも「欠点も多いが側にいてくれる現実のヒト」と一緒に歩んで行くべきか? そんな疑問を問いかける映画にしたい、というインスピレーションを「Heavenly White」の歌詞から受け、メロディーから、氷河期に襲われた東京が脳裏に浮かび上がった。
世界の終わり、あなたなら誰と過ごしますか?

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2017

2017年6月1日(木)~25日(日)
東京都 表参道ヒルズ スペース オー、ラフォーレミュージアム原宿、アンダーズ 東京 アンダーズ スタジオ、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、Act square
神奈川県 ブリリア ショートショート シアター
料金:無料 ※一部のイベントを除く

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(c)2017 CINEMA FIGHTERS

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マルク @marc_1109

Flowerの楽曲「白雪姫」をもとにした短編映画『キモチラボの解法』でAKIRA(EXILE、EXILE THE SECOND)と水崎綾女( @ayame0426 )が共演!
https://t.co/31f1LsQ2vg

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