「エル・スール」ヒロインの監督作「オリーブの樹は呼んでいる」公開

ビクトル・エリセの「エル・スール」でヒロインを演じたイシアル・ボジャインの監督作「The Olive Tree（英題）」が、「オリーブの樹は呼んでいる」の邦題で公開される。

本作の主人公は、勝ち気な20歳の女性アルマ。祖父が大切にしていた樹齢2000年のオリーブの木を父が売ってしまったことを知った彼女は、木を取り戻すため、叔父と同僚を丸め込んで無謀な旅に出る。脚本を担当したのはボジャインの夫で、「ジミー、野を駆ける伝説」や「わたしは、ダニエル・ブレイク」でケン・ローチとタッグを組んできたポール・ラヴァーティ。

「オリーブの樹は呼んでいる」は5月より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次ロードショー。なお上映劇場とメイジャー公式サイトにて、前売り券を販売中。特典として、ポストカード2枚セットが付属する。