「ディアスポリス」台湾の映画祭で上映、松田翔太「熊切監督とバディの関係に」

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ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-」が台湾の第16回高雄映画祭にオープニング作品として招待され、主演の松田翔太と監督の熊切和嘉が参加した。

左から松田翔太、熊切和嘉。(写真提供:高雄映画祭)

左から松田翔太、熊切和嘉。(写真提供:高雄映画祭)

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本作は、すぎむらしんいちとリチャード・ウーによるマンガを実写映画化したもの。密入国者たちの自治社会を守る“裏都庁”で異邦警察官として働く久保塚早紀が、連続殺人事件の容疑がかかった外国人犯罪組織ダーティイエローボーイズを追跡するさまを描く。

松田翔太(写真提供:高雄映画祭)

松田翔太(写真提供:高雄映画祭)[拡大]

2人は、10月21日に開催された映画祭のレッドカーペットと、公式上映での舞台挨拶に登壇。上映後のトークではQ&Aも実施した。本作で挑戦したことについて聞かれると、熊切は「僕はわりといろんなジャンルの作品を撮っているのですが、今回のように多人種が入り乱れる作品というのは初めての経験だったので、そこが挑戦ではありました」と回答する。同じ質問に松田は「挑戦というよりは、熊切監督と作品を作りたいという一心で作品に臨みました」と熱い思いを明かす。

松田翔太(写真提供:高雄映画祭)

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さらに松田は、熊切作品に出演した感想を「今回、男同士のバディというかリズムの中でやっていたのですが、熊切監督と僕はまさにバディの関係になって、阿吽の呼吸でできたかなと思っています」と話す。そしてアクションシーンに関して尋ねられ、「僕がやった役は人に対して暴力を振るわないという役で、逆に暴力を受けても耐えるシーンが多かったので、痛みに耐えるのが大変なくらいでした」と振り返った。

グイ・ルンメイ(中央)、松田翔太(右から2番目)、熊切和嘉(右端)。(写真提供:高雄映画祭)

グイ・ルンメイ(中央)、松田翔太(右から2番目)、熊切和嘉(右端)。(写真提供:高雄映画祭)[拡大]

なお同映画祭のオープニング作品には、本作のほかグイ・ルンメイ主演の「徳布西森林(原題)」も選ばれた。また映画祭の中では、「鬼畜大宴会」「空の穴」「アンテナ」「夏の終り」をスクリーンにかける熊切の特集上映も実施される。

本日10月22日に開催される上映のチケットが1分でソールドアウトした「ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-」。台湾では11月4日に公開される。

※「徳布西森林」の徳は旧字体が正式表記

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(c)リチャード・ウー,すぎむらしんいち・講談社/「ディアスポリス」製作委員会

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