ビル・マーレイとブルース・ウィリスが共演する「ロック・ザ・カスバ！」公開決定

ビル・マーレイ主演「ロック・ザ・カスバ！」の日本公開が7月20日に決定した。

「ロック・ザ・カスバ！」は、「レインマン」でアカデミー賞作品賞に輝いたバリー・レヴィンソンが監督を務めたエンタテインメント作。一攫千金を夢見る音楽芸能マネージャーのリッチーが、所属歌手のロニーをアメリカ軍の慰問コンサートに参加させるためアフガニスタン・カブールを訪れたところ、彼の荷物を持ってロニーが逃走。やがてリッチーは美しい歌声を持つ少女に出会い、女性が人前を歌うことが許されないイスラム社会で、彼女のデビューに向け奔走し始める。

マーレイがリッチー役を務めるほか、ブルース・ウィリスが無敵の用心棒を演じる。さらにケイト・ハドソンやズーイー・デシャネル、テイラー・キニーも出演。劇中ではキャット・スティーヴンスの「Wild World」や、ボブ・ディランの「Knockin' On Heaven's Door」、シャキーラの「Suerte（Whenever, Wherever）」といった多数の名曲が使用されており、マーレイがディープ・パープルの「Smoke on the Water」を熱唱するシーンも登場する。

また、このたび予告編がYouTubeにて公開された。映像の中には、ロニーに逃げられたリッチーが、彼女が雇った用心棒のボンベイから「ギャラが未払いだ」と詰め寄られる場面が。さらに少女をオーディション番組に出演させると決心したリッチーの、「クラッシュの“ロック・ザ・カスバ”の精神だ、ロックしようぜ」というセリフも収められている。

「ロック・ザ・カスバ！」は、東京・新宿シネマカリテで開催される「カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2016」内で上映。以降、全国で順次公開される。