「ヘイル、シーザー！」J・ブローリンが“なんでも屋”役を語る「1日30時間分働く」

ジョエル＆イーサン・コーエン監督最新作「ヘイル、シーザー！」に出演したジョシュ・ブローリンよりコメントが到着。あわせて彼が演じる“スタジオのなんでも屋”エディ・マニックスをフィーチャーした特別映像がYouTubeにて公開された。

1950年代のハリウッドを舞台とした本作は、大作映画の撮影中に誘拐された世界的俳優ベアード・ウィットロックを奪還すべく、エディが奮闘するコメディ。ウィットロック役のジョージ・クルーニーや、ミュージカルスター役のチャニング・テイタム、人魚のコスチュームをまとう若手女優役のスカーレット・ヨハンソンらが脇を固める。

特別映像は、いつも貧乏くじを引いてばかりのエディが所属スターのスキャンダルに気を揉む姿などを収めたもの。あらゆることに気を配り、さらには誘拐事件というトラブルが降りかかってくる散々なエディだが、ブローリンは「俳優の安全を守り、仕事をさせる。これが彼の仕事なんだ」と涼しい顔で説明する。

またハリウッド黄金期のスタジオを1人陰から支えるエディについて、ブローリンは「彼は1日30時間分働いている」と述べ、「ストレスを好む人もいるんだ。それを糧にする人がね。彼らは『問題解決』というものが大好きで、つまりは問題を解決するには問題が必要になる。皮肉なのは、彼らはストレスに対して不満を口にしながらも、それなしで生きる方法を知らないことだ。まさにエディ・マニックスのことだよ」とその働きぶりを分析した。

「ヘイル、シーザー！」は5月13日より東京・TOHOシネマズ シャンテほかにて全国でロードショー。