dictionary2度目のマンガ特集は「赤塚がわかる」

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配布中のフリーペーパーdictionary 127(クラブキング)では、前号に続き「MANGA A to Z」と題したマンガ特集が組まれている。

しりあがり寿が落書きをしたエレキコミックの写真が表紙を飾っているdictionary 127。今号は左右両開きとなっており、マンガ特集は右開き側から読み始めてほしい。

しりあがり寿が落書きをしたエレキコミックの写真が表紙を飾っているdictionary 127。今号は左右両開きとなっており、マンガ特集は右開き側から読み始めてほしい。

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特集の冒頭には、赤塚不二夫の長女りえ子と、作家で早稲田大学客員教授の宮沢章夫による対談を掲載。続いて宮沢の赤塚論講義録を収録しており、家族から見た人となりと研究者から見た前衛性の双方を知ることで、赤塚不二夫という人物が立体的に理解できる構成となっている。

またマンガ原作者TKDによるおおひなたごうインタビューや、おおひなたが週刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載していた「ドリル園児」の単行本未収録最終回も収録。他にもコミティア実行委員会代表、中村公彦によるコラムなどがあり、読み応えは抜群だ。

もうひとつの特集記事であるTシャツ制作プロジェクト「T-SHIRTS AS MEDIA2009」では、しりあがり寿がデザインしたものを含む様々なTシャツを紹介。そのTシャツを着たエレキコミックのふたりが表紙を飾っている。

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