この作品集はギャグマンガを中心に描いている著者が稀に発表する、リリカルな作品ばかりを集めたもの。表題作を中心に7作品が収められており、そのうち「もうひとつの転校生」は単行本初収録。2008年に「大林宣彦の映画談議大全『転校生』読本」にて発表された作品で、大林宣彦監督の映画「転校生」を下敷きにした物語になっている。
表題作「クレープを二度食えば」は、1992年に発表されたタイムトラベルもの。「涼宮ハルヒ憂鬱」の登場キャラクター・長門有希が実在の本を紹介する企画「長門有希の100冊」に取り上げられ、近年再び注目を集めている作品だ。
作品集の発売を記念して、とりの直筆サイン入りハンカチが20名に当たるプレゼントも実施される。とりが自画像を描く際に、自身のキャラクターに着せている唐草模様のハンカチをイメージした代物だ。応募締め切りは7月末日。詳細は作品集の帯にて確認を。
収録作品
もうひとつの転校生/望楼/クレープを二度食えば/砂浜のメリークリスマス/羽根の塔/カットバック/銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ
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柊えん@藤川研究室↙️ @hiragien
先ほど、おしゃべりの中で「進研ゼミのマンガ」が話題になっていました。
私が思い出すのは、SF漫画の名作
「クレープを二度食えば」 です。
単行本で読んだ時、「進研ゼミの連載をリアルタイムで読んでた子が羨ましいな」と思いました。
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