4月12日、映画「エンジェル ウォーズ」の公開に先駆けたトークイベントが東京・秋葉原UDXで行われ、ゲストに
出席者は桂のほか、アクション女優の武田梨奈、中野腐女シスターズの喜屋武ちあき、ゲームクリエイター須田剛一の4名。桂の参加は、日本のポップカルチャーマニアで知られる監督のザック・スナイダーが、彼のファンであることから実現した。
桂は作品について「監督のアイデアは天才的だと思います。始め、日本らしきところに行って戦うシーンがあるんですが、あそこはすごい。あの重さや衝撃の描き方は、マンガじゃ厳しいですよ」と絶賛。また映画制作初期、イメージ構想用に寺田克也が描いたラフデザインを見て、「寺田のデザインしたものとできあがったものは全然違う。でも、映画を見ると寺田をすごく感じるんだよね」とも。
話題は桂作品の国際的な人気ぶりにも及んだ。桂は自身の体験を振り返り「お国柄だと思うんですけど、フランスのファンが熱いんですよね。サイン会とか絶対話しかけてくるんですよ。それから、作品で好きになるところが(日本人と)同じなのがびっくりします」と述べ、国外の活動で新たな刺激を受けている様子。
イベントの締めくくりには、ザックからのビデオメッセージも。ザックは「『マッハGoGoGo』『宇宙戦艦ヤマト』など日本のアニメを見て育って、影響を受けました。(本作では)現代的な要素を取り入れて『攻殻機動隊』や『AKIRA』をイメージしました」と自身の創作ルーツを明かした。
「エンジェル ウォーズ」は5人の少女たちが空想世界で戦うバトルアクション。セーラー服をまとう主人公が、過酷な現実を打破するため、日本刀と銃を手にロボットやドラゴンなどと激戦を繰り広げていく。公開は4月15日よりスタート。
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