2007年に休刊した講談社の少年誌・コミックボンボンの名を冠したYouTubeチャンネル「ボンボンTV」が、本日7月31日に開設された。東京・六本木の森タワーにて「ボンボンTV」設立記者会見が行われ、講談社ライツ・メディアビジネス局の松下卓也部長、協業するマネジメントプロダクション・UUUMの鎌田和樹代表取締役、YouTuberのHIKAKIN、はじめしゃちょー、木下ゆうかが登壇した。
「ボンボンTV」では子供向けの動画を毎日10本前後配信。これからブレイクするものや場所などをわかりやすく伝える「ボンボンニュース」、コラボマンガや新作アニメに加え、名作セレクションが配信される「アニメとマンガ」、YouTuberが自らのチャンネルではやらないことに挑戦する「YouTuber補完計画」などの動画コンテンツを公開していく。
「妖怪ウォッチ」が「ボンボンTV」誕生のきっかけだと語る松下部長は「子供も親も楽しんでいる『妖怪ウォッチ』を側で見ていると、かつて講談社にはボンボンがあったことを思い出した。紙で復活できないかと最初は思ったが、いま改めて子供に発信するとしたらYouTubeで」と断言。MCのニッポン放送アナウンサー・吉田尚記も「今の子供はYouTubeを観ない日がないほど」と相槌を打った。
続けて「ボンボンTV」のメインパーソナリティーを務めるボンドとボンタが登場。2人は忍者に扮した講談社の編集者で、今後ニュースや情報を収集して「ボンボンTV」にアップしていく。また「進撃の巨人」の巨人姿のキャラ・巨人くんも会場に現れ、人間以外の何かを食べる動画「巨人メシ」を告知した。
HIKAKIN、木下ゆうか、はじめしゃちょーは若年層に人気の高いYouTuber。独自のYouTubeチャンネルを持ち、自分で撮影・編集した動画を日々配信している。「ボンボンTV」で彼らは未経験の分野に挑戦し、その取り組みを番組にして紹介する。HIKAKINは「いままで自分で動画の企画や編集をしていたが、『ボンボンTV』では出演のみ。いきなり言われたことをやるので、リアクションがいつもの動画とは違うと思う」と語った。本日開局した「ボンボンTV」にはすでに10本以上の動画がアップロードされているので、興味のある人はチェックしてみては。
※動画は現在非公開です。
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- ボンボンTV | YouTube
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蒔野 靖弘 『ばくおん!! ~天野恩紗のニコイチ繁盛記~』別冊ヤングチャンピオン連載中 @unilabo
少年誌・ボンボンがYouTubeで復活!HIKAKIN、はじめしゃちょーら出演 - コミックナタリー http://t.co/A04E9zN06w