石神夏希が「SHIZUOKAせかい演劇祭2026」に込める“希望の光” ──自分と世界の関係をもう一度結び直すために (3/3)

「SHIZUOKAせかい演劇祭2026」
ラインナップ

ここでは「SHIZUOKAせかい演劇祭2026」のラインナップを紹介。「マライの虎─ハリマオ」「マジック・メイド」「Qui som(キ ソム)?─わたしたちは誰?」「王女メデイア」に関しては各作品を手がけるカンパニー/アーティストからのメッセージと、SPAC文芸部・横山義志による“観逃してほしくないポイント”も紹介する。

「うなぎの回遊 Eel Migration」

4月25日(土)、26日(日)、29日(水・祝)
静岡県舞台芸術公園 野外劇場「有度」

台本・演出:石神夏希
音楽:棚川寛子
出演:(SPAC)赤松直美、貴島豪、森山冬子、吉見亮 / (県民出演者)相川アンジェラ、アイラ・ウェンディ、ペレイラ・ハセヤマ・クレイデ、矢野陽規

作品紹介

石神夏希とSPACの俳優、ブラジルにルーツを持つ十代から五十代のキャストたちによる新作パフォーマンス。海を渡り日本にやってきた人びとの物語と、産卵のために日本の川から約3000km離れたマリアナ諸島付近の深海まで行き来するうなぎの姿が響き合い、“移動と生殖”をテーマにした物語を立ち上げる。

「うなぎの回遊 Eel Migration」メインビジュアル ©︎SPAC photo by Suzuki Ryuichiro

「うなぎの回遊 Eel Migration」メインビジュアル ©︎SPAC photo by Suzuki Ryuichiro

「マライの虎─ハリマオ」

2026年4月25日(土)、26日(日)
静岡芸術劇場

台本:アルフィアン・サアット
演出:モハマド・ファレド・ジャイナル
出演:シティ・カリジャ・ザイナル、ガフィル・アクバル、北川麗、杉山賢、ダレン・クォ

作品紹介

戦時中の日本で制作されたプロパガンダ映画「マライの虎」を、シンガポールと日本の俳優たちが舞台上でリメイクするプロセスを追った演劇作品。台本を劇団ワイルド・ライスのアルフィアン・サアット、演出を多彩な表現に取り組むモハマド・ファレド・ジャイナルが手がける。

「マライの虎─ハリマオ」より。

「マライの虎─ハリマオ」より。

カンパニーからのメッセージ

──映画「マライの虎」を舞台化しようと思われたきっかけは?

舞台を通じて歴史を考えるにはどうすればいいのか、これまでずっと考えてきました。「歴史劇」というと、多くの方は時代劇、つまりある時代を背景にした歴史ドラマを思い浮かべるでしょう。でも「マライの虎」は、むしろ「歴史の書かれ方ヒストリオグラフィー」、つまり歴史はどう書かれ、形成されていくのかに焦点を当てています。どんな情報源を使うのか。無意識のバイアスが情報源の選択にどのように作用するのか。「歴史とは単なる物語ではなく、一つの主張でもある」。こんな考え方に、私は影響を受けています。映画を「リメイク」することで、歴史を語る際の意思決定がどのようになされていくのか、細かく見ていきたいと思ったのです。歴史というのは私たちが思うほど「客観的」で「実証的」なものなのでしょうか? 現在の視点から過去を裁くとき、私たちは何を見落としてしまうのでしょうか?

──日本でこの作品を上演するにあたっての思いをお聞かせください。

今回この作品を日本で上演できることを、本当にうれしく思っています。シンガポールでの公演は、このプロジェクトの「第一段階」にすぎないと感じてきました。というのも、この作品は、シンガポールと日本の間で、第二次世界大戦をめぐる歴史認識に関して、さまざまな点で食い違いがあることに気づいたことから生まれたものだからです。たとえば死傷者の人数や、「慰安婦」が自発的な性労働者だったのか、あるいは強制された性奴隷だったのか、といった数字や定義をめぐる論争があります。また、日本によるシンガポール侵攻は、英国支配から民衆を「解放」することを意図していたのか、それとも資源や労働力を搾取するための残忍な「侵略」だったのかという、より理念的な論争もあります。戦時下において「侵略者」と「被害者」、「解放者」と「協力者」をどのように定義すべきなのか。日本の観客の皆さんのなかでもさまざまな見方があるでしょう。いろいろな見方をお持ちの方々とお話しできるのを、とても楽しみにしています。

──日本の観客へのメッセージをお願いします。

「戦争」というテーマはちょっと話しにくいことだと思われるかも知れません。でも「マライの虎」はとても楽しい作品です。題材が深刻だからこそ、笑いによってその空間を「侵略」しなければと思ったのです。もちろん人々の苦しみを笑いものにするつもりはありませんが、戦争というものが生み出す数々の不条理──たとえば奇想天外な軍国主義のレトリックや、やたらと熱のこもったプロパガンダ──ににスポットライトを当てたりはしています。
また、本作では国際共同制作における摩擦や、翻訳・誤解から生まれるユーモアも描かれます。日本の俳優が英語やマレー語のセリフを話してみたり、シンガポールの俳優が日本語のセリフを話してみたり。こんなふうに境界を越えようとする姿に、私はよく心を動かされます。「他者」を演じるという行為は、深いところで気持ちを寄せる行為だと私は思うからです。それは戦争を避ける身ぶりでもあります。というのは、そのように関係を結べば、「自己」は「他者」を抹殺するかわりに、「他者」と融合するほうに向かうからです。

観逃してほしくないポイント

アルフィアン・サアットは何度も検閲に引っかかりながらも、シンガポールの観客から絶大な支持を集めてきた劇作家です。アジアの「ご近所さん」たちと戦争の話をするのは勇気がいりますが、気さくで包容力のある方なので、ご安心ください。いろんな人の見方を体感してみると、「ご近所づきあい」がもっと楽しくなります!(SPAC文芸部 横山義志)

「マジック・メイド」

2026年4月25日(土)、26日(日)、29日(水・祝)
舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」

コンセプト・創作・ドラマトゥルギー・出演:アイサ・ホクソン、ヴェヌーリ・ペレラ

作品紹介

アイサ・ホクソンとヴェヌーリ・ベレラが創作し出演する、“ほうき”をモチーフにしたパフォーマンス作品。ほうきが象徴するのは、魔女狩りに象徴される家父長制と、女性が負わされてきたケア労働や家事労働の搾取であり……。“掃く”仕草を通して過去と現在の女性像に迫る。

「マジック・メイド」より。(Photo by Bernie Ng, courtesy of Esplanade)

「マジック・メイド」より。(Photo by Bernie Ng, courtesy of Esplanade)

カンパニーからのメッセージ

──この作品のコンセプトはどのように生まれましたか? きっかけとなった出来事はありましたか?

スイス・バーゼル大学の薬学歴史博物館(訳注:古代の魔女のハーブの知識から、荻野吟子やエリザベス・ブラックウェルら女性のパイオニアが医学・薬学界へ挑戦した歴史、さらに女性科学者の功績が展示されている)を訪れた際に、「医学史の中で“女性”はどこにいるんだろう」という疑問が生じました。そのあと、私たちはミッテルブリュッケ(ライン川を渡る美しい橋)で、魔術を使ったとして告発され迫害された女性と男性を追悼するプレートを見つけました。そこからヨーロッパにおける魔女狩りの歴史を掘り下げていくうちに、ヨーロッパで「最後の魔女」が処刑されたのが1782年であることを知りました。アンナ・ゲルディは、雇主の男性から魔女として告発されたスイス人のメイド(家政婦)でした。フィリピンとスリランカという家事労働をグローバル・ノースに輸出している国の出身である私たちは、「魔女(マジック)」と「メイド」が歴史のなかで交わって、今の現実にもつながっていることに興味を持ったのです。
シルヴィア・フェデリーチの研究によれば、魔女狩りは女性を服従させる歴史上の装置であり、土着の知恵を体系的に根絶するための技術でした。魔女狩りの時代から、女性や植民地化によって支配された人々の労働を搾取する新たな仕組みが形成されていきました。魔女狩りはこの仕組みへの道を切り拓く手段だったのです。この意味で、「魔女の告発」という技術は今でも使われ続けています。

──アイサ・ホクソンさんとヴェヌーリ・ベレラさんは共同クリエーションをされていますが、お二人の役割に分担、違いはありますか?

私たちのコラボレーションは、長年の友情のうえに築かれています。グローバル・サウス出身の女性アーティストとして、グローバル・ノースのパフォーミングアーツ・ネットワークに支えられながらも、「エキゾチック」な存在と見なされたり、一方的な評価をされたり、侮辱されたりした経験を共有してきました。
コラボレーションにおいては、私たちはよい「遊び仲間プレイメイト」です。どちらかが予想外のことをすると、もう一方がその可能性を見出し、それを受けてさらに発展させていきます。創作過程ではいつもお互いを鏡のように映し合うことで、内面で行っていることを外から観察し、分析することができるようになっています。
タイプの違いで、お互いの役割が自然に決まっています。ひとりは「風」の要素が強く、どんどんアイディアを出して、素材を提供していくタイプ。もうひとりは「地」の要素が強く、見つけたものに土台を与え、構造を築いていくタイプです。

──日本の観客に向けてメッセージをお願いします。

私たちは二人とも、日本の文化機関から継続的に支援を受けながら芸術活動を続けてきました。日本でリサーチや上演、コラボレーションの機会を得て、そして多くの友人をつくることができたことに深く感謝しています。今回、「マジック・メイド」というコラボレーションの成果を携えて再来日する機会をいただけたことは、私たちにとって非常に重要なことです。「SHIZUOKAせかい芸術祭」が「マジック・メイド」を招聘してくださったことに、心から感謝しています。
「マジック・メイド」は、社会を見えないところで支えている労働を可視化することを目指しています。日本では何がどのように響くのか、みなさんの反応が楽しみです。みなさんとお話しできるのを楽しみにしております。日本のアーティストや観客の好奇心と熱意、とりわけ遠方からわざわざ公演を観に来てくださる方が多いことには、いつも心打たれています。

観逃してほしくないポイント

アイサとヴェヌーリ、超絶魅力的な二人のパフォーマーがメイドになり、魔女になる、ドキドキの舞台です。「アジアの女性」が背負わされてきたイメージを呪術的に反転させ、家父長制と格差社会の先にあるかもしれない「せかい」を垣間見せてくれます!(SPAC文芸部 横山義志)

「Qui som(キ ソム)?─わたしたちは誰?」

2026年5月3日(日・祝)~6日(水・振休)
静岡芸術劇場

作:カミーユ・ドゥクルティ、ブライ・マテウ・トリアス
出演:ルシア・ボカネグラ、ノエミ・ブイッスー、リータ・カルモ・マルティンス、ジュリアン・カシエ、カミーユ・ドゥクルティ、アリマ・アメル、ディミトリ・ジュルド、リータ・マテウ・ドゥクルティ、ブライ・マテウ・トリアス、マルティー・ソレール、ヴォレアク・ウン、ギリエルモ・ベイケルト

作品紹介

サーカスアーティストや俳優、ダンサー、ミュージシャン、陶芸家などさまざまなジャンルのメンバーによって結成されたカンパニー、バロ・デヴェルによる作品。「Qui som?」は陶芸をテーマにした三部作の第1作目で、笑いと危うさが同居する表現を通して“共に生きること”を身体で描き出す。

「Qui som(キ ソム)?─わたしたちは誰?」より。©︎Christophe Raynaud de Lage

「Qui som(キ ソム)?─わたしたちは誰?」より。©︎Christophe Raynaud de Lage

カンパニーからのメッセージ

──「Qui som?」という作品のコンセプトはどのようにして生まれたのでしょうか?

今の世界を見つめる、怒りの詩を作りたいと思ったんです。すべてを暴力的に支配し、破壊しようとする政治から、目をそらさずに。でも私たちは、ずっと崖っぷちに立たされているような気分なので、いつも怖くて、なかなか行動を起こせずにいます。なのでよろこび、やさしさ、ユーモアや助け合いを思い出させてくれる作品にしたいと思いました。行動する力、いきいきとした世界を生きる力を取り戻すために。

──カミーユ・ドゥクルティさんとブライ・マテウ・トリアスさんが共同創作をするうえで、役割や責任の分担はありますか?

お互いに足りないところを補い合っていますが、求めているものは同じです。すべてはつながっていると考えているので、空間、素材、形、音楽、リズム、アクロバット、ダンス、テクスト……といったあらゆる要素を同時進行で進めていきます。そのなかで、作品をどう構成すればいいか、どう書き進めればいいかがだんだん見えてくる、というのが私たちのアプローチです。

──日本の観客へのメッセージをいただけますか?

「Qui som?」は「わたしたちって何者?」「誰がわたしたちなの?」という意味です。不思議な質問に聞こえるでしょうが、こんな風に言ってみてもいいかもしれません。「何をしたい?」「何に参加したい?」「何にイエスって言う?」みたいな質問で「わたしたち」を決めてみてもいいんじゃない?

観逃してほしくないポイント

楽しく、圧倒される舞台です。クラウン芸満載で、人間って間抜けだなあ・・・と思っていると、絶望の果てに、なんだか希望が見えてきます。カミーユが繰り出す詩的な言葉も圧巻。多彩な芸人たちの笛の音に身を任せ、一緒に旅に出ましょう!(SPAC文芸部 横山義志)

「王女メデイア」

2026年5月2日(土)~6日(水・振休)
駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場

台本・演出:宮城聰
出演:美加理、阿部一徳、大内米治、大高浩一、加藤幸夫、榊原有美、桜内結う、大道無門優也、たきいみき、舘野百代、寺内亜矢子、布施安寿香、本多麻紀、三島景太、宮城嶋遥加、山本実幸、吉植荘一郎

作品紹介

1999年の初演以来、世界各国で上演されてきた宮城聰台本・演出による作品。古代ギリシアの物語を明治時代の日本に舞台を置き換えて再構築する。日本で16年ぶりの上演となる今回は、駿府城公園 紅葉山庭園前広場での上演となる。

「王女メデイア」より。 ©︎SPAC photo by Uchida Takuma

「王女メデイア」より。 ©︎SPAC photo by Uchida Takuma

アーティストからのメッセージ

王女メデイアという作品は、演出を変えなくても、俳優が年齢を重ねて行くにつれて訴えかけてくるものが変わってくるところが特徴です。演劇を観る楽しみの大きな部分が、実は「歳をとるとはどういうことか」をありありと目撃できることなのではないかと、この芝居をやっていると思います。他の芸術では、これは味わえないことではないでしょうか? 歳をとる、というのは、高齢者の事情ではなく、あらゆる人間が経験することですよね。かつての上演と比べる、という楽しみ方だけでなく、この王女メデイアを初めてご覧になるお客様も、きっと、人が歳をとってゆくというのはどういうことなのかを感じていただけると思います。歳をとることで、失うものと得るもの、が、じわじわと感じられる作品だと思います。(宮城聰)

下島礼紗×SPAC新作ワーク・イン・プログレス「さあ環境に抵抗しよう、死に抵抗しよう。そうさ生に抵抗するのさ、」
(タイトル出典:袴田巌著、袴田巌さんを救う会編「主よ、いつまでですか」1992年、新教出版社、113頁より)

2026年4月25日(土)、26日(日)、29日(水・祝)
舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」

構成・演出・振付:下島礼紗
出演:大内智美、春日井一平、鈴木真理子、武石守正、ベイブル(bable)、牧山祐大、渡邊清楓

作品紹介

1966年に起きた静岡県一家4人殺害事件で再審無罪が確定した袴田巌氏。2014年まで48年間拘禁され狭い独房を一日10時間以上歩き続け、釈放後も「歩行」が続いている。本作では、袴田氏の境遇、48年間という時間や状態を表現/追体験することの不可能性を舞台として、ケダゴロ主宰でダンサー・振付家の下島礼紗が、SPAC俳優7名と共に「歩行」を試みる。なお本作はワーク・イン・プログレス・公演となり、今後本公演を目指す。

下島礼紗×SPAC新作ワーク・イン・プログレス「さあ環境に抵抗しよう、死に抵抗しよう。そうさ生に抵抗するのさ、」イメージ

下島礼紗×SPAC新作ワーク・イン・プログレス「さあ環境に抵抗しよう、死に抵抗しよう。そうさ生に抵抗するのさ、」イメージ

BIOTOPE プロジェクト

SPAC-静岡県舞台芸術センターと国際交流基金が共催する、東南アジア諸国との舞台芸術における交流事業。予定を参加している劇作家はアドリアーナ・ノルディン・マナン(マレーシア)、ゲラン・ヴァレラ・ルアールカ(フィリピン)、チャトゥラチャイ・シーチャンワンペン(タイ)、ジャン・バプティスト・プー(カンボジア)、西尾佳織(日本)、山田カイル(日本)、ショヒフル・リドイ(インドネシア)で、ディレクターを石神夏希、プロデューサーを前原拓也、コラボレーターをマルコ・ヴィアナとムハンマド・アベ、ファシリテーターを山口惠子が務める。

なお、「SHIZUOKAせかい演劇祭2026」で上演される「マライの虎─ハリマオ」「マジック・メイド」や、アルフィアン・サアットやアイサ・ホクソン/ヴェヌーリ・ペレラのワークショップなどもがBIOTOPEの関連プロジェクト。さらに今後、海外でのミーティングなどへの参加や、2028年度には「SHIZUOKAせかい演劇祭 2028」での成果発表を予定している。

BIOTOPEロゴ

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プロフィール

石神夏希(イシガミナツキ)

劇作家。1999年に演劇集団ペピン結構設計を立ち上げ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。2002年「東京の米」にて第2回かながわ戯曲賞最優秀賞受賞。2011年以降は国内外に軸足を移し、劇場の外で演劇やアートプロジェクトを手がける。ディレクションの仕事として「東アジア文化都市2019豊島」舞台芸術部門事業ディレクターおよび「Oeshiki Project ツアーパフォーマンス《BEAT》」作演出、ADAM Artist Lab2019(台北)ゲストキュレーターなど、さまざまなコミュニティと協働しながら活動を展開。2020年より静岡へ移住。静岡市まちは劇場「きょうの演劇」企画・ディレクター(2021年度)。SPACでは「弱法師」「お艶の恋」「お艶殺し」を演出。また「ふじのくに⇄せかい演劇祭2024」にて「かちかち山の台所」を作・演出。「SPAC秋のシーズン2025-2026」よりアーティスティック・ディレクターとしてSPAC年間のプログラミングに関わる。