長谷摩美の場合:アイドル好きの一般女性は、如何にして“バカ映画の巨匠”河崎実の監督作で推しとの共演を果たしたのか
何かに並外れた愛情を注ぐ人や、著名人の意外な趣味にスポットを当てる連載「〇〇の異常な愛情」。第12回となる今回は、6月27日公開の映画「還暦高校生」に製作・出演で携わる一般女性・長谷摩美にインタビューを実施した。ドラマ「3年B組金八先生」や「必殺仕事人」シリーズなどで知られる俳優・ひかる一平が主演を務める同作は、“42回留年している還暦の現役高校生”が主人公の物語。企画・製作の発端は、長谷が2024年正月に日本橋三越伊勢丹の福袋企画「奇才『河崎実』監督があなたをSFコメディ映画の主役に!」を引き当てたこと。彼女が自分ではなく「大ファンのひかる一平さんを主演に」とリクエストをしたことから製作がスタートした。なお長谷は過去にも同企画に当選し、河崎実の監督作「メグ・ライオン」では主演を務めている。今回、奇跡の2度目の当選を果たした彼女に、500万円もの製作費を出資してまで映画を作る理由や、謎に包まれた私生活について聞いた。