インタビューにもあるように、「ピッチ・パーフェクト」シリーズの歌唱シーンにはオリジナリティのあるパフォーマンスが数多く登場する。これらのパフォーマンスは世界中のファンによってコピーされ、YouTubeにコピー動画の投稿が数多く寄せられるなど大きなブームを巻き起こしている。このコーナーでは「ピッチ・パーフェクト」シリーズに登場する2つの印象的な歌唱シーンをピックアップ。超特急の7人に、これらのパフォーマンスを彼らのオリジナルアレンジで披露してもらった。

映像提供 / ムービープラス

2012年に公開された前作「ピッチ・パーフェクト」の中で話題を集めたのが、劇中でベッカが披露したCUPS（カップス）というパフォーマンス。CUPSはプラスチック製のカップを鳴らす音と手拍子を伴奏に楽曲を歌う歌唱スタイルで、ベッカを演じるアナ・ケンドリックはLulu and the Lampshades「When I’m Gone」のカバーを歌いながらカップを自在に操ってリズムを刻んだ。このシーンを使用した「When I’m Gone」のミュージックビデオはYouTubeの再生回数が2億3000万回を突破している。今回、超特急は彼らの自己紹介ソング「Superstar」でCUPSに挑戦した。

「ピッチ・パーフェクト2」のテーマソングで、物語の重要なシーンを彩っているナンバーが「Flashlight」。この曲はサム・スミスとシーアがこの映画のために書き下ろし、ジェシー・Jが歌唱を担当したナンバーで、劇中では新入生のエミリーが作曲しベッカがブラッシュアップした楽曲として使用される。今回の動画ではコーイチとタカシによる「Flashlight」のアカペラをフィーチャー。超特急は2人の歌声をメインに、映画のクライマックスシーンを連想させるようなパフォーマンスを披露してくれた。