映画ナタリー Power Push - 「ピッチ・パーフェクト2」×超特急

CUPSとアカペラで「ピッチ・パーフェクト」の世界へ!超特急 インタビュー&パフォーマンス

メイキングフォトギャラリー

超特急が「ピッチ・パーフェクト」とコラボして披露した2つのパフォーマンスは、実はメンバー自身がその場で振り付けや構成を考えた、セルフプロデュースの作品。7人は撮影を楽しみながらさまざまなアイデアを出し合い、ベラーズさながらのチームワークでオリジナルのパフォーマンスを作り上げていった。このページでは、そんな撮影時のメンバーの様子をメイキングカットとともにお届けする。

撮影はCUPSの動画収録からスタート。カイ以外の6人はこの日がCUPS初挑戦だったが、カイやスタッフから基本動作のレクチャーを受けるとすぐに動きをマスターした。ほかのメンバーよりひと足先に練習を始めていたユーキとユースケは高速でカップを操れるまでに急成長し、タクヤから「すげー!」と絶賛される場面も。個人練習を終え全員での練習がスタートすると、7人はコーイチとタカシが歌う「FLASHBACK」に乗せて、カップを回していく動きを確認する。すると彼らは1回目でノーミスの演技に成功。「すごい!」「楽しい!」と一様に目を輝かせた。カイが「もうちょっと速いテンポの曲でも大丈夫そうだね」と口にすると、タカシが「『Superstar』は?」と提案し、本番で使う楽曲は7人の自己紹介ソングである「Superstar」に決定。リョウガとユーキは「ソロ回しも入れようよ!」とアイデアを出し、7人は自己紹介が回ってきたタイミングでカップを使ったソロパフォーマンスを行うというアレンジを加えることにした。全体の動きの流れやフィニッシュの振り付けを決める際はタクヤが率先して全員の意見をまとめていく。どんなアイデアが飛び出しても「難しそう!(笑) でもとりあえずやってみよう」と体を動かし、時に真剣な表情で意見を交わしてオリジナルの作品を作り上げていく7人。それぞれの個性が存分に発揮されたソロパフォーマンスの場面では、テイクを重ねるたびに笑い声が漏れていた。

続いて「Flashlight」の撮影へ。楽曲を歌うコーイチとタカシは、何度も練習を重ねて歌詞やハーモニーを確認する。歌詞が全編英語であることから時折不安げな表情を浮かべるタカシに、コーイチは「大丈夫、大丈夫。俺が間違えるかもしれんし」と声をかけた。一方、ダンサーの5人はソロダンスをつないでいくパフォーマンスを行うことにし、意見を出し合いながら動きの確認を行う。練習では、最後にソロを踊るユースケが「バッタマン」や「Beautiful Chaser」の特徴的な振り付けを披露して、クールな表情をキープする4人のダンサーを笑わせようとする場面も。次々に繰り出されるユースケのコミカルな動きに、タクヤは「もうユースケが笑わせるからやだ!(笑)」と悲鳴を上げ、ユースケは「ごめん、次はちゃんとやるから!」と笑っていた。数回のリハーサルを経て迎えた本番では、主旋律を歌うコーイチの伸びやかな歌声にタカシが優しくコーラスを重ね、2人は息の合ったハーモニーを披露する。ダンサーチームは、情感豊かな5者5様のダンスでコーイチとタカシの歌声を彩った。

最後に行われたのはこの特集で使用するメインカットのスチール撮影。「ピッチ・パーフェクト2」がアカペラを題材にした作品であることから、 普段はバックボーカルとしてメインダンサーの5人を両端で支えるコーイチとタカシをセンターに据えた隊形で撮影が行われた。7人は「ピッチ・パーフェクト2」のメインビジュアルに使用されているベラーズの集合写真を再現。ベッカの位置に立ったタカシは腕を組んでポーズを決め、エイミーの位置に立ったコーイチは右手に握ったマイクを高々と掲げる。元気いっぱいな表情で写真に収まる7人は「イエーイ!」とかけ声をかけたりと常にハイテンション。明るいムードの中、シャッター音がリズミカルにスタジオに響いていた。

Contents Index
超特急インタビュー
パフォーマンスムービー
メイキングフォトギャラリー
「ピッチ・パーフェクト2」公式サイト

「ピッチ・パーフェクト2」2015年10月9日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズにて先行公開、10月16日より全国公開

女子大学生によるアカペラチーム、バーデン・ベラーズの活躍を描きヒットを記録した2012年全米公開のミュージカル映画「ピッチ・パーフェクト」の続編。前作の劇中でアナ・ケンドリック演じる主人公のベッカが披露した、プラスチックカップを使用した演奏スタイル「CUPS」は世界中でブームを巻き起こした。

ストーリー

女性だけのアカペラチームとして全米大会初優勝を飾り、以来大会を3連覇中のバーデン・ベラーズは向かうところ敵なし。ところが、オバマ大統領の誕生日を祝う祭典で大失態を犯してしまい、チームは活動禁止の処分を受けてしまう。一度きりの名誉挽回のチャンスは、アカペラ世界大会で優勝すること。しかし優勝することに対するプレッシャーや、卒業後の進路への不安などから、いつしかみんなの心はバラバラに。そんなときに、ドイツから最強のライバルチーム、ダス・サウンド・マシーンが現れベラーズはますます窮地に追い込まれてしまう。はたして彼女たちはプレッシャーに打ち勝ち、友情を取り戻し、世界のステージに立てるのか?

スタッフ

監督:エリザベス・バンクス
脚本:ケイ・キャノン

キャスト

ベッカ:アナ・ケンドリック
エイミー:レベル・ウィルソン
エミリー:ヘイリー・スタインフェルド
オーブリー:アンナ・キャンプ
クロエ:ブリタニー・スノウ
ほか

超特急(チョウトッキュウ)
超特急

ボーカル2人の美しいハーモニー、奇抜で独特なダンスパフォーマンスで人気を集めている“史上初!! メインダンサー&バックボーカルグループ”。メンバーは1号車コーイチ(お父さん担当)、2号車カイ(神秘担当)、3号車リョウガ(ガリガリ担当)、4号車タクヤ(筋肉担当)、5号車ユーキ(ドジっ子担当)、6号車ユースケ(元気担当)、7号車タカシ(末っ子担当)の7人。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビューし、「Shake body」「POLICEMEN」とシングルリリースを重ねる。2014年3月には6thシングル「ikki!!!!!i!!」をリリースし、ホールツアーを実施。12月に1stフルアルバム「RING」を発表した。2015年6月にはデビュー3周年記念の9thシングル「スターダスト LOVE TRAIN / バッタマン」を発表。さらにインドネシア・ジャカルタでのライブイベントに出演し、海外“初開通”を果たす。9月にはフジテレビ系「探偵の探偵」の主題歌を表題曲とする10thシングル「Beautiful Chaser」をリリース。10月31日には初主演映画「サイドライン」が公開となる。12月23、24日には東京・国立代々木競技場第一体育館でのワンマンライブが控えている。

超特急 CHRISTMAS ONEMAN LIVE 2015 Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~
2015年12月23日(水・祝)
東京都 国立代々木競技場第一体育館
2015年12月24日(木)
東京都 国立代々木競技場第一体育館
超特急 feat. マーティー・フリードマン
「Beautiful Chaser」
2015年9月9日発売 / SDR
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