フランス映画「私のすべて」2月に公開、障害のある息子に人生を捧げてきた女性描く

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第81回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ部門に正式出品され、横浜フランス映画祭2025で上映されたフランス映画「My Everything」が、邦題「私のすべて」として2月13日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開されることが決定した。

「私のすべて」場面写真

「私のすべて」場面写真

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「犬の裁判」に共同脚本として参加したアンヌ=ソフィー・バイイの長編監督デビューとなる本作では、人生を息子に捧げてきた女性の物語が描かれる。パリ郊外に暮らすシングルマザーのモナと、発達に遅れのある30歳過ぎの息子・ジョエルは互いを支え合い、いたわりながら暮らしてきた。だがある日、モナはジョエルと同じ施設で働くオセアンが彼の子を妊娠したと聞かされ、2人の関係を何も知らなかった彼女は動揺。母子の絆も揺らぎ始める。

「悪なき殺人」のロール・カラミーがモナを演じ、障害のある俳優として、初めてフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞の有望男優賞の1次候補に選出されたシャルル・ペッシア・ガレットがジョエル役、演技未経験ながら施設での即興ワークショップで見出されたジュリー・フロジェがオセアン役で出演し、撮影現場には障害がある役者のケアを担当するアクセシビリティコーディネーターが登用された。

アンヌ=ソフィー・バイイ

アンヌ=ソフィー・バイイ [高画質で見る]

「私のすべて」の配給はスターキャットアルバトロス・フィルムが担当する。

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©2024 L.F.P.-LES FILMS PELLÉAS/FRANCE 3 CINEMA

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