「虎に翼」土居志央梨＆ハ・ヨンスが法廷バトル、野菜になった状態で

連続テレビ小説「虎に翼」で知られる土居志央梨とハ・ヨンスが共演した「擬人化ドラマ 被告人ブロッコリー 原告カリフラワー」が、NHK総合で9月18日20時15分より放送される。

同番組は、擬人化した野菜が法廷バトルを繰り広げる“ドラマ×情報バラエティー”だ。かつて“白くて美しい野菜”として添え物の定番だったカリフラワーだが、現在は人気が高まる姉・ブロッコリーの陰に隠れがち。カリフラワーは「私の場所を返して！」と怒りに燃え、居場所を奪ったブロッコリーを“ベジタブル・ハラスメント（通称ベジハラ）”で訴える。そして傍聴席に野菜たちが並ぶ中、裁判が幕開け。姉妹が互いの魅力をぶつけ合う中、証人・ロマネスコの告白によって事態は一変する。さらに謎の野菜や、フライパンを手にした料理界のレジェンドも姿を見せ、法廷はカオスと化していくのだった。

土居がブロッコリー、ハ・ヨンスがカリフラワーを演じ、松井瑛理がロマネスコ役を担当。なすび、臼井萌音、九條えり花、植木紀世彦、木ノ本嶺浩、小松利昌、真瀬はるか、原ふき子、三小田芳樹、滝沢恵、宮咲久美子、イッキ、平野レミも出演に名を連ねた。加えて小峠英二（バイきんぐ）、本田望結が傍聴席ゲストとして登場。ドラマ内では野菜の豆知識も紹介される。

土居は「ブロッコリー役は、間違いなく今までで一番の難役でした。ブロッコリーとして喋っている自分をどれだけ信じられるか、まさに自分との戦いでした」と撮影を振り返る。対してハ・ヨンスは「よねとヒャンちゃんが時代と生き物の分類を超えて、現代社会の野菜として再会するなんて素敵ですね」と再共演を喜び、「人間の喜怒哀楽ではなく、野菜の喜怒哀楽を見せようと努力しました。野菜にも感情があるならどんな感じなのか、皆さんも気になりますよね？ ぜひご覧ください！」と呼びかけた。

「擬人化ドラマ 被告人ブロッコリー 原告カリフラワー」の脚本は、映画「手紙」の漫才監修を担い、「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ～失われたひろし～」を手がけた水野宗徳が執筆した。なお森香澄が主演を務めた前作「擬人化ドラマ 被告人パンダ」が、9月15日11時20分より再放送される。

「擬人化ドラマ 被告人ブロッコリー 原告カリフラワー」放送情報

放送局・放送日時

NHK総合 2025年9月18日（木）20:15～20:42

配信

NHKプラスで放送後1週間配信

スタッフ・キャスト

脚本：水野宗徳
出演：土居志央梨 / ハ・ヨンス / なすび / 植木紀世彦 / 九條えり花 / 臼井萌音 / 木ノ本嶺浩 / 松井瑛理 / 小松利昌 / 真瀬はるか / 原ふき子 / 三小田芳樹 / 滝沢恵 / 宮咲久美子 / イッキ / 平野レミ/ 小峠英二（バイきんぐ） / 本田望結

土居志央梨 コメント

ブロッコリー役は、間違いなく今までで一番の難役でした。ブロッコリーとして喋っている自分をどれだけ信じられるか、まさに自分との戦いでした。こんな機会を下さったことに感謝です。「虎に翼」ぶりの共演だったハ・ヨンスさんと、懐かしい法廷で共に撮影できたことが嬉しかったです。野菜達の死闘、心の叫びをぜひご覧下さい！

ハ・ヨンス コメント

いつか土居ちゃんとまた共演できるチャンスがあるだろうと漠然と思っていましたが、まさか姉妹という関係性で共演できるとは思いませんでした！ よねとヒャンちゃんが時代と生き物の分類を超えて、現代社会の野菜として再会するなんて素敵ですね。土居ちゃんと一緒だったので、難しいシーンを撮る時も、不思議な力が湧き上がり、頑張ることができました。役者になってから初めて人間ではないものを演じました。もちろん擬人化ですが、野菜の気持ちで演じました。人間の喜怒哀楽ではなく、野菜の喜怒哀楽を見せようと努力しました。野菜にも感情があるならどんな感じなのか、皆さんも気になりますよね？ ぜひご覧ください！