市民演劇ワークショップ舞台の青春群像劇「明日に向かって演れ！」11月に公開

映画監督の本広克行が主宰する「本広組Creative Salon FOE」の長編映画第3弾「明日に向かって演（や）れ！」が、11月29日から12月5日にかけて東京・K’s cinemaでレイトショー公開されることがわかった。

本作は日々の鬱憤を抱えた3人の男性が、出会いと変化を求めて市民演劇ワークショップに参加する大人の青春群像劇。そこには再起を狙う元子役、声が小さい就活生、時代に取り残された会社員ら、さまざまな問題を抱えた市民がいた。演劇での自己表現を通じ、ワークショップの参加者はそれぞれが自分を見つめ直していく。

本広とも親交の深い、劇団東京タンバリン主宰の高井浩子が脚本を書き下ろし。「笑顔の魔法」「朝ジン」といった短編を手がけた鷲頭祥伍の長編監督デビュー作となる。藤田真澄が主演を務めたほか、野口千優、春本ヒロ、木林優太らがキャストに名を連ねた。現在、予告編がYouTubeで公開中だ。

映画「明日に向かって演（や）れ！」予告編