チョン・ジヒョンがカン・ドンウォンとの初共演に感無量、ドラマ「北極星」会見レポ

韓国ドラマ「北極星」のオンライン会見が本日9月2日に行われ、キャストのチョン・ジヒョン、カン・ドンウォン、監督のキム・ヒウォン、ホ・ミョンヘンらが出席した。

本作は、韓国の女性大統領候補と“秘密”を抱えた脱北者が、立場を超えて惹かれ合うさまを描いたスペクタクルロマンス。彼らは南北朝鮮に迫る脅威によって運命に翻弄されていく。大統領候補の妻で元外交官のムンジュを「青い海の伝説」「星から来たあなた」「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン、脱北者の男サンホを「ベイビー・ブローカー」「新感染半島 ファイナル・ステージ」のカン・ドンウォンが演じた。脚本は、映画「別れる決心」やドラマ「シスターズ」で知られるチョン・ソギョンが手がけた。

MCから出演の決め手について尋ねられたチョン・ジヒョンは「俳優として欲を感じた作品。何よりカン・ドンウォンさんとこれ以上歳を重ねる前に共演したくて（笑）、出演を決めました」と明かす。また「ムンジュはある事件に巻き込まれて、その真相を突き止めようと動きます。物静かでしなやかで、それでいて大胆な行動力のあるキャラクター。いろんな状況が押し寄せてくるので、多彩なシチュエーションに直面する感覚がありました。いろんな魅力を披露できる役どころだったと思います」」と自身の役を分析した。

「マジック」以来、約20年ぶりのドラマ出演となるカン・ドンウォンは「サンホは世界的な軍事企業のエースで、国籍も正体も不明な特殊員。孤独で苦悩を抱えた人物でもあります。ムンジュと出会い、大切なものを見つめるかのように、ある種執着するようになる。ざまざまな事件を駆け抜けながら、すべてを捨ててでも彼女を守ろうと戦うんです」と述べる。ホ・ミョンヘンは、カン・ドンウォンのアクションについて「彼は手足がすごく長いので、ほかの俳優では表現できないかっこよさがある。観てのお楽しみに」と期待を込めた。

カン・ドンウォンとの初共演を果たしたチョン・ジヒョンは「昔からカン・ドンウォンさんのファンで、ずっと共演したかったんです。外見だけでなく内面も知ることでもっと好きになりました」と告白。カン・ドンウォンは「撮影期間は彼女の魅力に溺れていました。人となりも含めて、本当に素晴らしい方だと感じました」とはにかんだ。

「愛の不時着」では共同監督を務め、「涙の女王」「ヴィンチェンツォ」などヒット作を世に送り出してきたキム・ヒウォンは「タイトルの『北極星』には輝く星へのメタファーを込めました。劇中ではそれを象徴する“あるもの”が登場します。第3話まで観ていただけるとわかると思います」と述懐。続けて「第3話までは登場人物の背景などをドラマチックに描いています。第4話、第5話はすごくスピーディで、いろんな事件が起こる。第6話から第9話では、これまでに描かれた感情的なものが集約されていく。毎週大きな秘密が明かされます」と説明した。

またプロデューサーとしても参加したカン・ドンウォンが「大したことはしていません」と恐縮すると、キム・ヒウォンは「とても助かりましたよ！ 私は口下手なので、カン・ドンウォンさんに海外の俳優さんのケアをお任せしました。作品のことを説明していただいたり、食事の場でもコミュニケーションを取ってくださいました」と明かした。

最後にチョン・ジヒョンは「『北極星』は多彩な魅力を持つ作品。すべての魅力を楽しんでいただけたら」、カン・ドンウォンは「『北極星』で世界の皆さんとお会いできることをうれしく思います。たくさん観てください」とメッセージを送った。

全9話の「北極星」は、ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて9月10日より独占配信。初回で3話が配信され、以降毎週水曜に2話ずつ更新される。なお会見にはチョン・ジヒョン、カン・ドンウォンらのほか、キャストのイ・ミスク、パク・ヘジュン、オ・ジョンセ、ユ・ジェミョン、キム・ヘスク、チュ・ジョンヒョク、イ・サンヒも参加した。

韓国ドラマ「北極星」予告編

ドラマシリーズ「北極星」概要

配信プラットフォーム・配信情報

ディズニープラス スター 2025年9月10日（水）スタート
※全9話
※初回3話配信、以降毎週水曜2話ずつ

スタッフ・キャスト

監督：キム・ヒウォン / ホ・ミョンヘン
脚本：チョン・ソギョン
出演：チョン・ジヒョン / カン・ドンウォン / イ・ミスク / パク・ヘジュン / オ・ジョンセ / ユ・ジェミョン / キム・ヘスク / チュ・ジョンヒョク / イ・サンヒ / ジョン・チョー ほか