青森・つがる市を舞台とする映画「じっちゃ!」が10月17日より青森にて先行上映されたのち、31日から東京の池袋シネマ・ロサほか全国で順次公開されるとわかった。
同作は、東京からIターン移住した孫娘と、市内でメロン農家を営む祖父の絆を描いたヒューマンコメディ。主人公は、祖父の泰助が住む街という理由で地域おこし協力隊制度を利用した三上ゆきだ。就職先の市役所で観光・ブランド戦略課に配属された彼女は、慣れない業務に苦戦。しかし市の魅力を全国に発信するため、泰助との日々に癒やされながら乗り越えていく。そして1年が過ぎた頃、ゆきは淡い恋心を抱いていた同僚から東京でのビジネスを持ちかけられる。彼女は心が揺れ動く中、泰助から40年間秘められた事実を聞かされるのだった。
ゆきを中村が演じ、ある理由で青森から離れようとしない“じっちゃ”こと泰助に小野が扮した。監督・脚本を担ったのは、2011年に「けの汁」を青森で撮影して以降、同地を“第2の故郷”と語る
中村は「つがるの四季の移ろいの中で、祖父の過去や想いに触れながら、孫が成長し前へ踏み出していく姿を感じ取っていただけたら幸いです」と、小野は「昨年、つがる市に滞在し文字通り『じっちゃ』をやらせて頂きましたが、共演者の他に地元の方々も多数参加され大いに盛り上げて下さり、感激致しました」とそれぞれコメント。千村は「冬は厳しく、春に桜が香り、夏の祭りに燃え、秋が美味しい町、つがる市。故郷を持たなかった私の故郷となったこの町、つがるの人々の優しさや強さ、そして面白さと儚さを観て頂けたらと思っています。そして『人の歩いた跡』を感じてもらえたらと願っています」と呼びかけた。
「じっちゃ!」の配給はS・D・Pが担当する。
中村静香 コメント
私自身、完成を心待ちにしていた作品を、ようやく皆さまにお届けできることを大変嬉しく思っています。
青森・つがるを舞台にした本作は、真夏のスイカやメロン畑が広がる風景から、真冬の一面銀世界まで、四季を通じて丁寧に撮影してきました。つがるの四季の移ろいの中で、祖父の過去や想いに触れながら、孫が成長し前へ踏み出していく姿を感じ取っていただけたら幸いです。ぜひ映画館でお楽しみください。
小野武彦 コメント
今日は。小野武彦です。
つがる市政20周年記念映画「じっちゃ!」が10月。青森と東京で、いよいよ公開されます。
私は昨年、つがる市に滞在し文字通り「じっちゃ」をやらせて頂きましたが、共演者の他に地元の方々も多数参加され大いに盛り上げて下さり、感激致しました。私が参加していない冬の撮影や、皆で盛り上がったシーンも本当に楽しみです。今度は観客の皆様にも加わって頂き、更なる盛り上がりを心より願って居ります。
千村利光 コメント
20年前、私が最初に覚えた津軽弁は「へばねぇ=じゃあね/バイバイ」でした。冬は厳しく、春に桜が香り、夏の祭りに燃え、秋が美味しい町、つがる市。故郷を持たなかった私の故郷となったこの町、つがるの人々の優しさや強さ、そして面白さと儚さを観て頂けたらと思っています。そして「人の歩いた跡」を感じてもらえたらと願っています。津軽弁「へばねぇ」には「またね」という意味もあって…映画を観て、津軽に「へばねぇ」って、帰ってみたくなる事を願っています。そして、皆様の心に「ふるさと」を思い描くキッカケとなれば幸せです。
中村静香の映画作品
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メガネじまのアツコさん @84Atsuko_Poke
この度スチールカメラマンとしてお手伝いさせて頂きました映画がいよいよ10月に公開です😌
青森県つがる市の四季と人の温かさが伝わる作品になっております
お楽しみに🍈
#じっちゃ🍈 https://t.co/3meGFMxLXk