原浩の同名小説をもとにした本作は、信州で暮らす夫婦のもとに、かつて戦死した先祖・久喜貞市の日記が届くことから始まるミステリーホラー。水上が主人公・久喜雄司、山下が妻・夕里子を演じ、宮舘が夕里子の知り合いで彼女に思いを寄せる超常現象専門家・北斗総一郎に扮した。
映像には日記に記された“ヒクイドリ、クイタイ”という言葉や、日記に関わった者たちが次々と消えていくことに雄司らが恐怖を感じる様子を収録。北斗はこの現状を「我々がいる現実と、もう1つの現実との生存競争です」と分析する。加えて、怪異に不安を募らせる夕里子に対し、雄司が「僕が守る」、北斗が「僕も夕里子を守りたい」と火花を散らすさまも。終盤には「死んだもの、生きるもの、それぞれの執着の行方は」というナレーションも収められた。
マカロニえんぴつのはっとり(Vo, Gt)は「化け物」について「自分を蝕んでいく不安や孤独感、疑心の正体を、火喰鳥のような“見えざる化け物”になぞらえて書きました」とコメント。「シャウトを繰り返すコーラスセクションでは、これまでのマカロニえんぴつにない緊迫した雰囲気を出せたように思います」と振り返っている。
映画「火喰鳥を、喰う」予告編
はっとり(マカロニえんぴつ)コメント
ミステリー作品に携わるのは初めてだったので、今までと異なる新しい楽曲テイストにトライできそうだなと高揚しました。
(映画は)火喰鳥に翻弄されていく登場人物たちの狼狽する様子や、どんどん狂気的になってく展開に引き込まれました。終始不気味さが漂う村の雰囲気も好きでした。自分を蝕んでいく不安や孤独感、疑心の正体を、火喰鳥のような“見えざる化け物”になぞらえて書きました。シャウトを繰り返すコーラスセクションでは、これまでのマカロニえんぴつにない緊迫した雰囲気を出せたように思います。
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水上恒司× #宮舘涼太 が山下美月に“執着”「 #火喰鳥を喰う 」予告、主題歌はマカロニえんぴつ - 映画ナタリー
「火喰鳥を、喰う」は、10月3日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
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