トリンドル玲奈が顔も名前も変えて復讐へ、「レプリカ 元妻の復讐」ドラマ化

4

29

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 9 19
  • 1 シェア

タナカトモが原作、ひらいはっちが作画を担う電子コミック「レプリカ 元妻の復讐」が、トリンドル玲奈主演でドラマ化。現在「夫よ、死んでくれないか」が放送中のテレビ東京系「ドラマプレミア23」枠で、7月7日よりオンエアされる。

トリンドル玲奈演じる“整形後の伊藤すみれ”

トリンドル玲奈演じる“整形後の伊藤すみれ”

大きなサイズで見る(全3件)

本作は、地味でおとなしく、同級生の花梨からいじめられてきた藤村葵を主人公とする“整形復讐エンタテインメント”。努力して東京の大学に行き、ようやく花梨と離れることができた葵は理想の男性・桔平と出会い、その後結婚する。やっと幸せをつかんだものの、やがて桔平が浮気。その相手こそ花梨だった。さらに花梨の策略によって、葵は夫だけでなく仕事、友達、社会生活のすべてを奪われることに。復讐を固く心に誓った葵は整形手術で顔、体を変え、利き手までも矯正し、伊藤すみれというまったくの別人になりすまして花梨と桔平に近付いていく。

トリンドルが演じるのは“整形前の藤村葵”と“整形後の伊藤すみれ”。「ガンニバル」などで知られるAmazing JIROが特殊メイクを手がけており、6月5日に葵の写真が公開された際には、SNSなどで話題になっていた。

トリンドルは「ただ見た目が変わるだけでなく、元夫への想いや、過去の自分と向き合う苦しさなど様々な感情が描かれていて、ひとつの役の中に“何人もの人格”を同時に生きているような、難しさとやりがいを感じています」と述べ、「特殊メイクやウィッグ、衣装の力を借りてビジュアル面を作り込み、二つの役を演じられることがとても嬉しく、また私自身にとっても初めての挑戦なので日々楽しく探求しながら演じさせていただいています」と伝える。

電子コミック「レプリカ 元妻の復讐」1巻書影 ©タナカトモ・ひらいはっち/コアミックス

電子コミック「レプリカ 元妻の復讐」1巻書影 ©タナカトモ・ひらいはっち/コアミックス[拡大]

またタナカは「原作を読んでくださった方も、初めてこの物語に触れる方も、それぞれの視点でスリルを味わい尽くしていただけたらと思います。痛快な復讐劇、キャストの皆様が織りなすドラマをぜひご体感ください」とつづり、ひらいは「ドラマという世界で息づく生身のすみれや花梨、作中のキャラたちは、どんな人になるのか、どんな声音や表情になるのだろうか、またそれぞれの人間が動いてどんな結末になっていくのか、本当に楽しみにしております」と期待を込めた。

ドラマ「レプリカ 元妻の復讐」はテレビ東京などで7月7日にスタート。毎週月曜23時6分からオンエアされる。「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」の本橋圭太や瀬野尾一、山下和徳が監督を務め、「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」の吉田康弘や遠山絵梨香、青塚美穂が脚本を手がける。

ドラマプレミア23「レプリカ 元妻の復讐」

テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送 2025年7月7日(月)スタート 毎週月曜 23:06~23:55
※TVerにてリアルタイム配信
※各話放送終了後、U-NEXT、Leminoにて第1話から最新話まで見放題配信予定
※ネットもテレ東、TVer、Leminoにて見逃し配信

トリンドル玲奈 コメント

脚本を読んだ感想

原作と脚本を同時に読んだのですが、とにかく展開がスピーディーで、ページをめくるたびに予想外の出来事が次々に起こるので、夢中になって読みました。自分が演じられると思うと、ワクワクが止まらなかったです! 原作の魅力もすごく詰まっている脚本だと感じました。

演じるキャラクターについて

整形前の藤村葵と整形後の伊藤すみれという、一人でありながら別人のような二つの顔を生きる女性です。ただ見た目が変わるだけでなく、元夫への想いや、過去の自分と向き合う苦しさなど様々な感情が描かれていて、ひとつの役の中に“何人もの人格”を同時に生きているような、難しさとやりがいを感じています。特殊メイクやウィッグ、衣装の力を借りてビジュアル面を作り込み、二つの役を演じられることがとても嬉しく、また私自身にとっても初めての挑戦なので日々楽しく探求しながら演じさせていただいています。

撮影現場の様子

和気藹々としながら、緊張感もあるところはしっかりあって、穏やかな雰囲気で各々が作品作りに向き合っています。監督やスタッフの皆さんと話し合いながら、役を深めていける環境がとてもありがたいですし、特殊メイクや衣装チームの方々とも細かく相談しながら「すみれ」と「葵」という人物を作り上げています。

視聴者へのメッセージ

テンポの良いドラマになっていると思いますし、きっとスカッとしていただけると思います。それぞれの登場人物がどうなっていくのか最後まで見届けてください。毎週月曜が楽しみになるように、全身全霊で日々の撮影を頑張ります。まずは七夕の夜にテレビの前でお会いできたらうれしいです。

タナカトモ コメント

「レプリカ 元妻の復讐」という漫画作品がドラマ化という形で物語に新たな命が吹き込まれることに、心から感謝しています。キャストの皆様がそれぞれの役にどのような解釈を注ぎ込んでくださったのか、映像作品としてどのような切り口で物語が紡がれるのか、視聴者の一人として、今から放送を待ちわびています。
原作を読んでくださった方も、初めてこの物語に触れる方も、それぞれの視点でスリルを味わい尽くしていただけたらと思います。痛快な復讐劇、キャストの皆様が織りなすドラマをぜひご体感ください。

ひらいはっち コメント

「レプリカ 元妻の復讐」がドラマ化されると聞いて、とても嬉しく思うと共に「作中のキャラたちは、どんな風に表現されるのだろう?」と喜びと不思議な感覚でいっぱいになりました。作品を描く身ではありますが、毎話感情を揺さぶられ続けており、今もすみれと花梨の世界から目が離せない状態です。すみれの復讐に燃える表情や花梨の怒りに満ちた表情を悪戦苦闘しながら描き続けておりますが、ドラマという世界で息づく生身のすみれや花梨、作中のキャラたちは、どんな人になるのか、どんな声音や表情になるのだろうか、またそれぞれの人間が動いてどんな結末になっていくのか、本当に楽しみにしております。

中川順平(プロデューサー)コメント

「不倫復讐」モノがブームです。中にはもう「お腹一杯」の方もいらっしゃるかも知れません。それでも「復讐」という禁断の想いは、誰もが多かれ少なれ共感できるものであり、それが果たされる時のカタルシスが人を惹きつけます。今回の復讐ポイントは、まず「女性 VS 女性」。元夫だけでなく、生涯の仇敵である女同士の争いは、男女間のそれ以上に容赦なく過激なものになります。そしてもう一つのポイントが、「なりすまし」。顔、体、服装といった見た目だけでなく、立居振る舞いから、雰囲気までも変貌させ、まったくの別人として生きる人生を夢想した方も少なくないと思います。それと同時に「なりすまし」は、いつ正体を暴かれるか、という強烈なサスペンスを生み出します。原作は大人気コミックです。次の展開が気になって仕方なくなる中毒性を、ドラマでも漏らすことなく詰め込みたいと考えています。そして主演はトリンドル玲奈さん。天真爛漫でキュートなイメージですが、今回は、復讐という過酷な生き様をあえて選択、策謀を巡らせて相手を陥れる危険な女性という、イメージとは真逆の役に挑戦して頂きます。これまで見たことのない「黒トリンドル」さんが披露されるでしょう。
なお物語の中に外見の美醜に囚われた人物が登場しますが、本作はそれを肯定するものではなく、考えるきっかけを与えるものです。ぜひ、ドラマを最後までご覧いただき、本作のメッセージを感じ取って頂けると幸いです。七夕の夜にスタートする新ドラマ「レプリカ 元妻の復讐」。どうぞご期待ください。

この記事の画像(全3件)

©「レプリカ 元妻の復讐」製作委員会

読者の反応

  • 4

鯖世 笠晴 (さばよ、かさばれ) @dark_gletamine3

トリンドル玲奈が顔も名前も変えて復讐へ、「レプリカ 元妻の復讐」ドラマ化(コメントあり) https://t.co/xRzlNYmrc5
ドラマプレミア23「レプリカ 元妻の復讐」
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送 2025年7月7日(月)スタート 毎週月曜 23:06~23:55

コメントを読む(4件)

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 レプリカ 元妻の復讐 / トリンドル玲奈 / 本橋圭太 / 吉田康弘 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。