「顔を捨てた男」は監督の経験から着想、セバスチャン・スタン「脚本に引きずり込まれる」

1

46

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 13 19
  • 14 シェア

セバスチャン・スタンが主演を務める映画「顔を捨てた男」のメイキング写真が解禁された。

左からアーロン・シンバーグ、クリスティーン・ヴェーコン、セバスチャン・スタン

左からアーロン・シンバーグ、クリスティーン・ヴェーコン、セバスチャン・スタン

大きなサイズで見る(全19件)

「顔を捨てた男」ビジュアル

「顔を捨てた男」ビジュアル[拡大]

同作では、顔に極端な変形を持つ俳優志望のエドワードが、外見を劇的に変える過激な治療を受け、念願の新しい顔を手に入れたことから物語が展開。別人として順風満帆な人生を歩み出した彼の前に、かつての自分の顔に似た男・オズワルドが現れるのだった。スタンがエドワードを演じ、レナーテ・レインスヴェが劇作家を目指す隣人のイングリッド役、アダム・ピアソンがオズワルド役で出演している。

「顔を捨てた男」メイキング写真

「顔を捨てた男」メイキング写真[拡大]

アーロン・シンバーグ(左)とクリスティーン・ヴェーコン(右)

アーロン・シンバーグ(左)とクリスティーン・ヴェーコン(右)[拡大]

監督・脚本を担ったのは、これが長編3作目となるアーロン・シンバーグ。メイキング写真には、彼がピアソンの歌唱シーンで演出を行う様子が捉えられた。さらにシンバーグの肩を抱くプロデューサーのクリスティーン・ヴェーコン、撮影現場を訪れたヴェーコンを歓迎するスタンの姿も確認できる。

「顔を捨てた男」メイキング写真

「顔を捨てた男」メイキング写真[拡大]

シンバーグは両唇口蓋裂の治療を受けた経験から、これまで外見やアイデンティティをテーマに作品を制作してきた。彼は「私の顔の変形のコンディションはごく一般的なものですが、作品においては、私のような人間は否定的で侮辱的な描写でしか見たことがありません。物心ついたときから、どうすれば自分のような人物を肯定的に、少なくとも自分自身の経験をリアルに見せることができるだろうかと考えていました」と回想。一方でスタンは「物語の展開に驚愕した。脚本の中に引きずり込まれる感覚だった」と語っている。

A24が製作した「顔を捨てた男」は、7月11日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー。

映画作品情報

この記事の画像・動画(全19件)

©2023 FACES OFF RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

映画「顔を捨てた男」90秒予告

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

「顔を捨てた男」は監督の経験から着想、セバスチャン・スタン「脚本に引きずり込まれる」
https://t.co/DKKiSxd4sz

#顔を捨てた男 https://t.co/rNrfiSAhjR

コメントを読む(1件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 顔を捨てた男 / セバスチャン・スタン / アダム・ピアソン / アーロン・シンバーグ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。