同作では、顔に極端な変形を持つ俳優志望のエドワードが、外見を劇的に変える過激な治療を受け、念願の新しい顔を手に入れたことから物語が展開。別人として順風満帆な人生を歩み出した彼の前に、かつての自分の顔に似た男・オズワルドが現れるのだった。スタンがエドワードを演じ、レナーテ・レインスヴェが劇作家を目指す隣人のイングリッド役、
監督・脚本を担ったのは、これが長編3作目となる
シンバーグは両唇口蓋裂の治療を受けた経験から、これまで外見やアイデンティティをテーマに作品を制作してきた。彼は「私の顔の変形のコンディションはごく一般的なものですが、作品においては、私のような人間は否定的で侮辱的な描写でしか見たことがありません。物心ついたときから、どうすれば自分のような人物を肯定的に、少なくとも自分自身の経験をリアルに見せることができるだろうかと考えていました」と回想。一方でスタンは「物語の展開に驚愕した。脚本の中に引きずり込まれる感覚だった」と語っている。
A24が製作した「顔を捨てた男」は、7月11日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー。
映画「顔を捨てた男」90秒予告
セバスチャン・スタンの映画作品
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「顔を捨てた男」は監督の経験から着想、セバスチャン・スタン「脚本に引きずり込まれる」
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