「アマチュア」山里亮太が“スパイのプロ”と対談「あんなにすごい復讐はできない」

ラミ・マレックが主演を務めるスパイスリラー映画「アマチュア」の特別映像がYouTubeで公開。スパイ知識に関して“アマチュア”な山里亮太（南海キャンディーズ）と、元警視庁公安部外事課で“スパイのプロ”である勝丸円覚が対談する様子が収められている。

同作は、戦闘経験ゼロの気弱なCIA分析官チャーリー・ヘラーが頭脳を武器に、妻サラの命を奪った国際テロ組織への復讐計画を企てる物語。マレックがチャーリー役を担ったほか、ローレンス・フィッシュバーン、レイチェル・ブロズナハンらもキャストに名を連ねた。

映像内で、山里が「スパイとしての経験のなさをIQでどうやって補うかという、その埋め方が見たことのない感じでした」と本作の感想を述べると、勝丸は「今までにあるようでなかった面白い映画でしたが、（チャーリーには）すごい部分と危うい部分がある。それがまさに“アマチュア”」と言及。本来スパイではない彼の、“やりすぎてしまう素人っぽさ”が映画のスケール感につながったのではないかと分析した。

勝丸は、チャーリーが銃を撃てない人物であることが訓練を受けていない“アマチュア”であることを示していると発言。山里が「勝丸さんが同様の状況に置かれたら？」と目線を送ると「撃てます」と即答する。加えて「もしチャーリーと同じ立場だったらどう復讐する？」という質問に対して、山里は悩んだ末に「警察に行くかな」と応じるも、勝丸は「目立たないように人を雇いますね。小さく、わからないように復讐します」と続けて山里を唸らせた。

映像収録後、山里は「やっぱり（チャーリーに自身を）置き換えちゃうけれど、いくら想像してもチャーリーの行動には僕の想像が追いつかない。たぶんあんなにすごい復讐はできない。ごめんね、奥さん」とコメント。勝丸との対談に「初めて聞くような話ばっかり。面白かった、楽しかった」と興奮しきりだった。

ジェームズ・ホーズが監督を務めた「アマチュア」は、全国で公開中。

映画「アマチュア」特別映像（山里亮太と元公安外事課・勝丸円覚が対談！）