岩井圭也の同名小説を原作とする本作は、若き数学者たちの交錯する思いを描いた青春作品だ。天才的な数学の才能を持つ三ツ矢瞭司は、協明大学数学科に特別推薦生として入学。同じく数学に秀でた熊沢勇一、斎藤佐那と出会い、3人で難解な証明に挑戦することで友情を育んでいく。それは幼い頃から孤独を感じていた暸司にとって、初めて他者と喜びを分かち合える瞬間だった。しかし、熊沢は暸司に対する嫉妬を乗り越えようと別の数学理論に挑むことを決意し、佐那は数学以外の道を模索。次第にバラバラになっていく関係を受け入れられない暸司は、数学だけをよりどころに、未解決の難問である「コラッツ予想」に挑むのだった。
瞭司を演じる杉野は「オファーをいただいた時に瞭司の生きづらさを表現できることにワクワクしました。胸に残る作品をみんなで作れますように」とコメント。熊沢役の竜星は「 夢や嫉妬、孤独や劣等感など、それぞれの想いが交差して生まれた葛藤がとても美しくも儚い青春そのものでした」、佐那役の関水は「自分の中にあった10代の頃の不器用さと真っ直ぐさを大切にしながら演じたいと思います。久々の青春の日々を先輩方と一緒に楽しく演じたいと思います!」とそれぞれつづった。
「永遠についての証明」の脚本は「フォレスト」の山岡潤平が手がけ、演出は「舟を編む ~私、辞書つくります~」の
特集ドラマ「永遠についての証明」
NHK BS8K 2025年3月22日(土)20:30~21:59
杉野遥亮 コメント
三ツ矢瞭司を演じます杉野遥亮です。
これを書いている今はまだクランクイン前で、瞭司の苦悩や喜びや葛藤というものをどう表現していこうかと試行錯誤していますが、オファーをいただいた時に瞭司の生きづらさを表現できることにワクワクしました。胸に残る作品をみんなで作れますように。
よろしくお願いいたします。
竜星涼 コメント
はじめて原作の小説を読んだ時、文字に心の中の燃えたぎる情熱のようなものが乗っかっていて、こんなにも心が痛くなったのは久しぶりでした。夢や嫉妬、孤独や劣等感など、それぞれの想いが交差して生まれた葛藤がとても美しくも儚い青春そのものでした。数学を愛し、翻弄されていく人間たちの甘酸っぱい青春を体現したいと思います。ぜひお楽しみに!
関水渚 コメント
10代の純粋さと真っ直ぐさがそのまま爽やかに描かれた作品で、あっという間に台本を読み終えました。
私が演じる佐那は、人の成功や幸せを嘘偽りなく素直に喜ぶことができて、「人は人、自分は自分」と受け入れることができる人です。
自分の中にあった10代の頃の不器用さと真っ直ぐさを大切にしながら演じたいと思います。 久々の青春の日々を先輩方と一緒に楽しく演じたいと思います!
Andera Sabra @ASabra8267
@eiga_natalie 凄いですね!
楽しみ!
数学者ってどんな役柄なんだろう?