放送作家・脚本家の
佐藤が演じたのは、第1話に登場する栞の恋人・清隆。彼は森との観覧車でのワンカット撮影を振り返り「栞ちゃんの心の声が入る間も考えながらのお芝居だったので、かなり難しかったのですが、息ぴったりに合わせてくださり、順調に撮影が終わりました。お互い一回も噛むことなく一発OKが出た時には、みんなで拍手をしながらたたえ合いました!」とコメント。また「撮影の合間には、森さんの方からたくさん話しかけてくださり、現場の雰囲気も明るくしていただき、とても救われました」と森の印象を語る。
第2話では、栞が勤める広告代理店の後輩・湊に太田、パワハラ上司・力山健二に丸山が扮した。太田は「丸山さんの凄まじい演技のおかげで出演者全員パワー全開でお芝居できました。撮影現場から森さん、丸山さんと東京タワーを見られたのも思い出です」と述懐し、丸山は「我々の世代としては、とても身につまされる内容です」「40代以上の方は、もはや教材だと思って見ていただければと思います」とつづっている。
後藤は、栞と飲み会で出会う御曹司・東役で第3話に出演。食事後の宅飲みでまさかの悲劇が繰り広げられる。後藤は台本を読んだ際の印象を「《表》では良い感じの会話なのに、《裏》では“その言葉ってそういう意味なの!?”と驚かされることが多くて面白かったです」と述べ、「まったく同じ映像でも全然違って見えるので、そこを楽しんでもらえたらうれしいです」とアピールした。
「栞ちゃん 心の声を聞かせてよ」は、12月13日23時15分にテレビ朝日系で一挙放送。演出は、バラエティ番組「10万円でできるかな」「さよなら大好きな店」などで知られる柿原貴興が担当した。
栞ちゃん 心の声を聞かせてよ
テレビ朝日系 2024年12月13日(金)23:15~24:15
※地上波放送終了後、TVer、TELASAで配信
佐藤大樹 コメント
これまで何度もおさむさんの作品に携わってきましたが、今回も「さすが鈴木おさむさん!」と言わんばかりの面白い企画で…。二つ返事でお受けしました。同じシーンを二度繰り返すのに、心の声が入ることでまったく別の物語になるという、今までにない構成のドラマで、とても画期的だなと感じました。
撮影の合間には、森さんの方からたくさん話しかけてくださり、現場の雰囲気も明るくしていただき、とても救われました。スタッフの皆さんとのチームワークもバッチリで、いま日本中の方が森さんに夢中になる理由が1日でわかった気がします。観覧車に乗って撮影した際、数ページにわたる台本を基本、長回しのワンカットで撮ったんです。栞ちゃんの心の声が入る間も考えながらのお芝居だったので、かなり難しかったのですが、息ぴったりに合わせてくださり、順調に撮影が終わりました。お互い一回も噛むことなく一発OKが出た時には、みんなで拍手をしながらたたえ合いました!
「女性は普段こんなことを考えながら男性と関わっていたのか!」と考えると、ゾクッとしますが…、女性の視聴者の方はあながち間違ってないな、むしろ共感できるなと思う部分も多くあると思いますし、とても笑える作品です。パターンの違う3種類のドラマで、“表”のストーリーでは森さん演じる栞ちゃんは“どんなことを考えているんだろう!?”と想像しながらこのドラマを楽しんでもらいたいです!
太田駿静 コメント
鈴木おさむ先生が引退前に書かれた大切な作品に出演させていただき、大変光栄です! 最初にお話をいただいた時は僕で大丈夫かな…と不安がありましたが、同時に高揚感もあり、必ず湊を全うしてやろうと強く思いました! 台本を初めて読ませていただいた時は、「なんて斬新なんだっ!」と思いつつ、どこかキャッチーでもあり、クスクス笑ってしまいました。
僕は恥ずかしがり屋なので、初対面の方には緊張してしまうんですが、森香澄さんはまっすぐで人当たりも柔らかく、気軽にお話をさせていただきました。現場に居やすい雰囲気も作っていただき、役に集中することができました!
撮影中は、丸山智己さん演じる力山部長の“部長っぷり”にみんな思わず笑っていましたね! 午後の撮影という眠気に襲われる時間帯ではありましたが、丸山さんの凄まじい演技のおかげで出演者全員パワー全開でお芝居できました。撮影現場から森さん、丸山さんと東京タワーを見られたのも思い出です。
栞ちゃんの心の声は、もしかしたらそこの貴方にも共通する部分があるかも…? 毎話変わっていく内容にも注目です! 絶対見てね!
後藤威尊 コメント
台本には、ドラマの流れと同じく前半に《表》のストーリー、後半の《裏》に心の声が入ったストーリーが書かれていました。実際に読んでみると、《表》では良い感じの会話なのに、《裏》では“その言葉ってそういう意味なの!?”と驚かされることが多くて面白かったです。
森香澄さんは、テレビで見ていた一面しか知らなかったので、正直…あざとい、計算高そうなイメージが強かったです(笑)。でも、今回初めてご一緒させていただいて印象が変わりました。とてもラフに接してくださったり、スタッフの方々とも楽しく話されていて、現場はとても良い雰囲気でした。僕も現場の雰囲気を明るくできる人間になれるよう心掛けたいと思います。
撮影では、晩御飯を食べて2人で歩いて帰るシーンで、森さんが毎回アドリブで食べた料理名を変えてこられたときのことがすごく印象に残っています。僕も即興でその料理の感想を考えなくてはならなかったので、楽しくもありドキドキハラハラもあり、かなり即興力を鍛えられた気がします。
《表》のストーリーと《裏》のストーリーを見て、「そんなこと考えていたの?」「その言葉ってそんな意味だったの?」と驚く人がいたり、ひょっとしたら逆に共感できる人もいるのかなと思います。まったく同じ映像でも全然違って見えるので、そこを楽しんでもらえたらうれしいです。
丸山智己 コメント
最初にお話をいただいたときは、「恐ろしい企画を考えるものだなあ」と感じました。我々の世代としては、とても身につまされる内容です。また主演が森香澄さんということで、いろんな意味でドキドキしました。森さんは可愛らしい方という印象でしたが、現場でもとてもフレンドリーで、やっぱり可愛らしい方でした。心の声は…聞きたくないです。撮影中も、森さんの時々見せる“女優さんにはない女子っぽさ”に密かに何度もドキッとさせられていました。
心の声に耳を澄まさないと、気づいたら一瞬で足をすくわれる時代です。
40代以上の方は、もはや教材だと思って見ていただければと思います。
関連する特集・インタビュー
関連記事
سلطان @SAV8_
@eiga_natalie 浜田港を優しく