なじみのある場所も、専門家やマニアックな人の目を通すと新鮮で新しい世界が広がる。本作は、そんな日常の景色をマニアックな目線で見つめるドキュメンタリーテイストのドラマだ。出版社に勤める藤沢詩織は、新規事業部に異動し3カ月前に大阪にやってきた。知らない街になじめないでいる彼女は、大阪在住で元同僚の酒井由佳と再会し「友人が主催しているマニアックなツアーのモニターとして参加してきてほしい」と誘いを受ける。夏帆が詩織、朝倉が由佳を演じた。脚本は横幕智裕、演出は倉光哲司が担う。
今回の発表に際し、夏帆は「何度も訪れたことのある街の景色が、こんなにも変わって見えるなんて、、まだまだ知らない世界がたくさんあります。ごゆるりと観ていただけたらうれしいです!」とコメント。朝倉は「知らない街から少しずつ、“自分の好き”を見つける喜びを、作品を通して味わっていただけたらと思います」と期待を込めた。なお放送後は、NHKプラスで2週間配信される。
マニアさんと歩く関西「大阪のビル・橋」編
NHK総合・関西地方 2024年9月26日(木)19:30~20:15
※放送後、NHKプラスで2週間配信
夏帆 コメント
マニアさんと歩く関西…最初に聞いたときは、どういうことなんだろう?と思っていましたが、実際に大阪に足を運び、ビルや橋の魅力をきらきらと伝えてくださるマニアさんたちと一緒に歩くことで、大阪の街とぐっと仲良くなれた気がしました。
何度も訪れたことのある街の景色が、こんなにも変わって見えるなんて、、まだまだ知らない世界がたくさんあります。ごゆるりと観ていただけたらうれしいです!
朝倉あき コメント
私が演じる酒井由佳は、夏帆さん演じる藤沢詩織よりも先に大阪で暮らし、彼女に美しい大阪を知ってもらうきっかけを作る存在です。私個人としても、とても楽しんで台本を読みました。お仕事でも何度も訪れている大阪、とても都会的な大阪。訪れる度になんだか東京とはまた違う人やモノの距離の近さを感じていました。そのなんだか、のすてきな部分がぎゅっとしているドラマです! そして知らない街から少しずつ、“自分の好き”を見つける喜びを、作品を通して味わっていただけたらと思います。オンエアが今から楽しみでなりません。
清水啓太郎(プロデューサー)コメント
知らない街って、最初は位置関係がわからず、知り合いもおらず心細い。私自身、大阪で働いたことがあり、街を自転車で回っていた。自分なりの地図が頭の中でできたり、すてきな友人ができた時、映る景色がどんどんと変わっていった。視点を変えて街を眺めると今まで見えてこなかった街の景色や住んでいる人の温かい思いも感じられてきます。「今回は、大阪をパリのように撮る」を合言葉に撮影しました。そんな物語を是非みなさまも感じていただけたら幸いです。
倉光哲司 コメント
すぐ側にあるのに気づかないでいる、ささやかで確かな日々の良きこと。普段、意識されないでいることがほとんどです。それに、見知らぬ街に暮らす寂しさはひとしお。何だかうまくいかないなとクヨクヨしてしまう。私にも身に覚えのある感覚です。しかし、ふとしたきっかけで、思いがけず視野が広がり、晴れやかな心情になっていくもの。見えなかった大阪が見えてくるだいご味。是非みなさんにも味わっていただきたいと思います。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
夏帆と朝倉あき共演、ドラマ「マニアさんと歩く関西」大阪のビル・橋編が放送 - 映画ナタリー https://t.co/MfIndFHoZ9
“脚本は横幕智裕、演出は倉光哲司が担う”