病気療養から復職した新聞記者を主人公とする“スローシネマ”「
本作の物語は港町の新聞社に勤める主人公アスタが、10年間ノルウェーに住んで働いてきた難民のアスランが強制送還されたという記事を目にすることから展開していく。その事件を調べるにつれ、アスタは自身を覆っていた無気力感を払拭し、仕事とプライベートの両方で“心の居場所”を見出していく。
療養経過を見つつ日々を過ごすアスタと彼女を支えるガールフレンド、ライヴのそばには常にさまざまな椅子が置いてある。映像には「椅子に腰かける行為ってちょっと特殊だよね」と人間特有の行為について考える様子や、2人の生活の一片が収められた。家に飾られた椅子の設計図は、ノルウェーのミッドセンチュリーデザインで著名なビョルン・エンゴのものだ。
映画ナタリー @eiga_natalie
ノルウェー映画「ヒューマン・ポジション」本編映像、椅子に腰かける行為って特殊だよね
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