映画「
水野美波のマンガを映画化した本作は、本気の恋に向き合う高校生6人の青春恋愛群像劇。大西が恋より友情を優先しがちな主人公・英二、窪塚がナチュラルなモテ男子・直彦、猪狩が一途なバンドマン・太一、齊藤が恋愛迷子の小春、莉子が天真爛漫なポジティブ女子・泉、志田が恋を知りたい真面目な文学女子・瑞穂に扮した。
公開を迎え大西は「撮影が終わったのも、試写を観たのもつい最近なので、実感が湧かないんです。宣伝活動をすることでだんだんと公開が近づいている感覚はありましたが……ドキドキします」と率直な感想を明かす。一方、窪塚は「どちらかというと、“やっと”かもしれない」と切り出し「やっと、皆さんに観てもらえる!という気持ちが強いです」と言葉を紡いだ。また大西は、本作を鑑賞したばかりの観客に「今すぐ皆さんと恋バナしたい!」と笑顔を向ける。
大西は「学校でのシーンがすごく多くて、家でのシーンはないんです。そこにテーマが表れていると思う。1人ひとりが関わって成長していく物語です。同世代のこのメンバーだからこそ出せた空気感があったと思います」と述懐。齊藤は「現場の雰囲気がとてもよかった。私が感情的になるシーンのときは、みんなあえてしゃべりかけずに感情作りのお手伝いをしてくれました。大西さんが座長として明るく引っ張ってくださって楽しかったですし、この6人と監督さん、スタッフさんでよかったです」とほほえむ。
その座長ぶりを莉子に「素晴らしいです。常に現場を“回して”くださいますし」と称賛された大西は「学校での撮影なので、楽屋も教室なんですよ。机を丸く並べてトークしたり、ただ楽しんでいただけなので……」と説明。猪狩が「『猪狩、お前あの芝居ダメだぞ』とか『俺が来る10分前には現場入りしろ』とか言ってなかったっけ?」とジョークを飛ばすと、大西は「言ってへんぞ!」と悲鳴を上げる。続けて猪狩は「(大西は)“先頭”よりも“中心”という言い方が正しい。りゅちぇ(大西)がいることで皆がひとつになるし、大好きになりました」と伝えた。
酒井が大西について「プロ意識が高くて現場であまりスマホをいじらないのが意外でした。前半は特に撮影に集中していて、SNS用の写真を撮っていないのを心配していました」と明かすと、登壇者たちはオフショット撮影の話題で大盛り上がり。大西は「キャストは撮影用の携帯をいただいていたんですけど、愛流は4、5枚しか撮れてなかった(笑)。後半はマネージャーさんがその携帯で撮っていて、マネージャーさん目線の写真に……。後半はみんな余裕が出てきて写真を撮り合っていました」と打ち明けた。猪狩は「もともと携帯に入っていなかった撮影アプリを入れている人もいた。僕はノーマルカメラでがんばって撮っていたのに、アプリで撮った写真のほうが出来がよくてあんまり(SNSに)使われていないんです」と悲しむ。大西は「猪狩蒼弥だけは『俺、ノーマルカメラしかわからない!』と“おじさんムーブ”かましてました」と発言し笑いを誘った。
イベントでは、キャストが本気で恋しているものをフリップに書いて発表する場面も。トップバッターの志田は「くまうさが好き!」と書いたフリップを披露し、「愛犬の名前がくまくんとうさちゃんなんです。かわいくて、超溺愛しています」と述べる。猪狩はいっぱいお財布に舞い込んできてほしいと願いを込めて尊敬する「渋沢栄一」の名を挙げ、莉子は大好物の「トマト」、齊藤は性格診断の「MBTI」、窪塚は漢字にもこだわって「鮨」と記入。大西は「ドーナツ」と書き、「好きだと言っていたら、現場でスタッフさんが差し入れしてくれるようになったんです。バラエティで大西がしゃべれているのは、ドーナツのおかげです」と感謝を口にした。
最後に酒井は「青春のきらめきが詰まった映画です。恋や友情という、大事なものを正面から抱きしめる勇気をくれる作品なので、いろんな人に観てもらいたいです」、大西は「この映画を観て、いろんな方と恋の話をしていただけたら楽しめると思います。『恋僕』でしか味わえないキュンがありますので、この夏『恋僕』を盛り上げていただけたらと思います」と呼びかけイベントを締めた。
「恋を知らない僕たちは」は全国で公開中。
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「恋僕」 #なにわ男子 #大西流星 の座長ぶりは? #HiHiJets #猪狩蒼弥 がノーマルカメラで“おじさんムーブ” - 映画ナタリー
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