ホラーミステリー「
本作は、フェイクドキュメンタリーホラーとミステリーを組み合わせた実験番組「この動画は再生できません」の劇場版。かが屋の2人がDVDシリーズ「本当にあったガチ恐投稿映像」の締め切りに追われる編集マン・江尻とオカルトライター・鬼頭に扮し、倒産した映画会社の倉庫で発見されたDVDに出演していた俳優・澤村透役で和田、動画配信者・ヒロト役で世古口、ヒロトのアシスタント・ダイスケ役で平野が出演した。
加賀は「スーパー名探偵・江尻役を演じました」と冗談を飛ばしつつ満席の会場に登場。ドラマ版の撮影を振り返った彼が「あのときは7人ぐらいで作ってて(笑)」と明かすと、賀屋も「監督が音声機材持ってたもんね。そう考えると映画化は感慨深い」と述懐する。谷口は「テレビ神奈川でひっそりと始まったんですけど、Prime Videoで配信が始まったことをきっかけにたくさんの方が観てくださって。まさかこんな形で映画の上映ができるとは思っていませんでした」とうれしそうに話した。
本作の見どころを問われた加賀は「動画編集ソフト・Premiere Proの操作がだいぶできるようになったので、テロップを動かすシーンを観てもらいたいですね。(パソコンのキーボードを)『タン、タン、タタン、ターン!』と本当に打ってますから。めっちゃかっこいいんですよ」と自画自賛する。賀屋は「体型に変化がないようにドラマ版を観返して気にしてたんですけど、実際はちょっと太ってたし、むくんでた」と淡々と報告した。
同シリーズに初めて参加した平野は「このお二方(かが屋)じゃないとできない作品だなと思います」、世古口は「ホラーだけじゃなくてコメディ要素もあって、温かさもあって観やすいですよね」と話す。小声で「いやいやいや……」と賀屋がつぶやくと、加賀が「そういうときはもっと強く否定するんだよ!」とツッコんで笑いを誘った。YouTuber役の世古口と平野は「長回しの一発撮りだったから撮影もすぐに終わった」「かが屋とやっと会えてうれしい」とコメント。加賀は「会えてない人がいっぱいいるんですよ。アキラ100%さんなんてミソ中のミソの役なのに、挨拶すらできてない」と打ち明けた。
イベント中盤、MCから劇中のアドリブのような掛け合いについて問われた賀屋。彼が渋い声のトーンで「これはやっぱり、かが屋2人の空気感っていうか……」と語り始めると、和田が「じゃかましいわ」と鋭く制する。和田と賀屋の関係性について、加賀は「和田さんとは同世代で、めっちゃツッコんでくれるから賀屋がすごい甘えてる」と説明。続けて「『普段のコントだと思ってやっていいですよ』という部分はのびのび演じさせてもらえて楽だったんですけど、説明ゼリフのシーンは顔がガチガチでした。もう1回観てみてください」と呼びかけた。
最後に賀屋は「ホラーなので時期的にもいいんじゃないかなと思います。また映画があるのか、ドラマに戻るのか、それとも0になっちゃうのか、皆さんの伝聞に懸かっています」と力説。加賀は続編への期待を口にしつつ「お客さんが面白がってくれたら広がると思いますので、ぜひ告知してください!」と声を張り、イベントの幕を引いた。
「この動画は再生できません THE MOVIE」は、9月13日より東京・シネマート新宿ほか全国でロードショー。
映画「この動画は再生できません THE MOVIE」特報
関連記事
ミロ 🐈⬛🍵🍣🎬🎼📚☕️🚙 @mir0_
アマプラのTV版、ヒトコワ系に心霊混ぜてて面白かった。
映画はどういう話なのか楽しみ。 https://t.co/KmX4RMOTqd