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本作は28歳の青年・月岡夏がある日突然、自分と血のつながった娘の存在を知ったことから物語が展開。大学時代に付き合っていた恋人・水季の葬式をきっかけに彼女が7年間育ててきた子供・海と出会った夏は、自分の知らない水季と海の時間を思いながら父親になろうとしていく。目黒が夏、有村が夏の恋人・百瀬弥生、泉谷が海を演じ、木戸が夏の弟である大和、池松が水季の同僚・津野晴明、大竹が水季の母・朱音に扮する。
目黒は「今までいろいろな役を演じさせていただきましたが、夏というキャラクターが一番共感できる人物で、一番難しいところにいるような人物。撮影が始まって1カ月ですが、夏として時間を過ごす中で命について考える時間が増えた印象です」とコメント。有村も「非常に難しい役どころだなと。弥生にとって夏は救いの存在で。自分の未来が少し違った方向に向いてきたときの感情の機微を逃さないように、弥生という像を探しながら紡いでいる段階です」と続く。さらに目黒との共演について「プライベートの会話をしなくても役を通して身をゆだね、芝居の中でキャッチボールをしながら関係を築けているのかな」と信頼をのぞかせていた。
「セリフがなくて、暑いときもあって……」と口にする泉谷は「いろいろな人に助けていただいて、1カ月がんばることができました!」と話し、会場から大きな拍手が贈られる。木戸は目黒との共演シーンが多いそうで「同い歳ですが、役以外の話をさせてもらいながら兄弟の関係性を築ければいいなと」と話しつつ「大和は前向きな男の子なので“新しい風”となるような人物なのかなと思っています」と分析した。
池松は本作でフジテレビ系連続ドラマに初出演。「星奈ちゃんは『4回出たことあります』と言ってましたが、僕は初めて」と発言し観客を笑わせたあと「右も左もわからないままですが、素晴らしいキャストの方々に教えてもらっています」と恐縮した様子を見せる。そして泉谷が「絶対10回ぐらい出たことある!」と言うと、「いや、本当だから(笑)」「いや! あるよ!」と2人で掛け合いを繰り広げる一幕も。そして大竹は「海を求めて遠い場所に行ったりと大変ですが、海ちゃんが現場にいることで場が明るくなって、子供のパワーはすごいなと日々思っています」としみじみ回想した。
本作ではいろいろな場所でロケを行うことが多かったそうで、目黒は「夏の普段の服装で、朝の通勤ラッシュの時間に電車に乗って撮影をしたんです。自分も周囲のスタッフさんもすごくハラハラしていましたね」と述懐し「意外と下を向いている方が多くて『いけるな!』と思った」と振り返る。一方で有村も電車から降りる場面の撮影に触れ「びっくりされる方も多くて『すみません……』という気持ちになりましたね」と告白。そして泉谷が撮影中に海岸で貝殻を集めていたエピソードを披露すると、目黒は「大竹さんが……」と言いかけ、大竹から「何? 言わないでね(笑)」と目線を送られる。しかし目黒は笑いつつ「星奈ちゃんと同じくらいの純粋さで海辺を駆け回ってて。すごいな、パワフルだなと思いました」と打ち明けていた。
最後に目黒は「本当に長い時間をかけて生方さんをはじめとする多くの方々が大切にしてきた作品。まだまだ始まったばかりですが、これからもっと成長していくと思います。この作品を通して、命や家族とかいろいろなことを感じて、皆さんの人生がいい方向に進むような影響を与えられたらいいなと思います」と言葉を紡ぎ、イベントの幕を引いた。
「海のはじまり」は7月1日にフジテレビ系でスタートし、毎週月曜21時より放送。
※高野舞の高は、はしごだかが正式表記
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