「フォールガイ」吹替版に内田夕夜、津田健次郎、木村昴、種崎敦美ら参加

アクション映画「フォールガイ」の日本語吹替版キャストとして内田夕夜、園崎未恵、津田健次郎、五十嵐麗、木村昴、種崎敦美が参加するとわかった。

本作の主人公は、大けがを負い一線を退いていたスタントマンのコルト・シーバース。ハリウッドの撮影現場に戻ることになった彼は、出演映画の監督で元カノでもあるジョディ・モレノとの復縁やキャリアの復活を狙うため、失踪した因縁の映画スターであるトム・ライダーの行方を追っていく。ライアン・ゴズリングがコルト、エミリー・ブラントがジョディ、アーロン・テイラー＝ジョンソンがトムを演じたほか、ハンナ・ワディンガム、ウィンストン・デューク、ステファニー・スーもキャストに名を連ねた。

内田がコルト役、園崎がジョディ役、津田がトム役で出演。さらに五十嵐がコルトを撮影現場に呼び戻すくせ者映画プロデューサーのゲイル・メイヤー、木村がコルトの頼れる相棒ダン・タッカー、種崎がトム・ライダーのアシスタントであるアルマ・ミランに声を当てる。過去にもゴズリングの吹替を担当してきた内田は「彼の癖も知っているくらい好きですが、いつも担当出来るわけでは無いので、オファーを頂いた時はガッツポーズでした！」とコメント。園崎は「映画の小ネタがたくさん出てくるので、映画が好きでこれまで多くの作品をご覧になっている方にはハッとするシーンがたくさんあると思いますよ。噛めば噛むほどいろんな味がある作品です」と、津田は「アーロンさんの作る空気を大切にしながら楽しんで演じようと思っております。是非劇場に足を運んでください」とつづっている。

YouTubeでは吹替版の特報と予告編が公開。予告編ではコルトがトラックのフロントガラスを突き破り道路へ投げ出され、ジョディからシーンの撮り直しを求められる場面が。さらにゲイルから「主役が行方不明なの、探し出して」と依頼されるシーン、カーアクションやヘリコプターから転落する様子などが収録されている。

デヴィッド・リーチ監督作「フォールガイ」は、8月16日より全国でロードショー。通常上映のほか、IMAX、Dolby Cinema、Dolby Atmos、MX4D、4DX、4DXScreen、ScreenXでも上映される。

※種崎敦美の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記

映画「フォールガイ」日本語吹替版予告

映画「フォールガイ」日本語吹替版特報

内田夕夜 コメント

コルト役の日本語版声優を担当させていただきます。
「フォールガイ」は、「落っこち」と同時に「騙されやすい」という意味もあるそうなので、そんな「フォールガイ」スタントマン役です。ライアン・ゴズリングさんは何度か担当させて頂き、彼の癖も知っているくらい好きですが、いつも担当出来るわけでは無いので、オファーを頂いた時はガッツポーズでした！
まして、監督のデヴィッド・リーチさんは、スタントマンのご出身。きっと本作には深い想いがあるはず。人の想いが詰まった作品は必ず面白いのでとても楽しみです。

園崎未恵 コメント

「SF大作ラブストーリー」という、てんこ盛りの壮大な映画を撮る監督のジョディを演じています。エミリー・ブラントは芯の強いキャラクターが多いですが、今回は少し違った方向性の芯の強さと、恋愛要素の可愛らしい一面もあって、演じていてひたすら楽しかったです！
映画の小ネタがたくさん出てくるので、映画が好きでこれまで多くの作品をご覧になっている方にはハッとするシーンがたくさんあると思いますよ。噛めば噛むほどいろんな味がある作品です。
あ、あとこれは皆さんに伝えなくちゃ！ エンドロールで絶対に席を立たないでくださいね！

津田健次郎 コメント

今回、エゴイスティックで狡猾な俳優を演じさせて頂きます。再びアーロン・テイラー＝ジョンソンさんの吹替をやらせて頂けるのが嬉しいです。アーロンさんの作る空気を大切にしながら楽しんで演じようと思っております。是非劇場に足を運んでください。楽しんで頂けますと幸いです。

五十嵐麗 コメント

ゲイルという自分の欲望を満たすためにまっすぐなプロデューサーを演じています。
彼女は欲望のために動いているのだけれどもそれって実は素直で真面目で一生懸命ということなんだと思います。実際に演技しているハンナ・ワディンガムも楽しそうにしているし、そんな彼女に乗っかって、新しいものが出てくるといいなという気持ちで吹き替えました。
本編もわかりやすいストーリーなので、難しいことを考えずに頭を空っぽにして、勢いのあるスタントシーンや、コルトとジョディの意外にピュアな可愛らしい恋愛シーンを楽しんでください。ゲイルのゲスなところも忘れずに！
とにかく、映画館のド迫力の画面で見なきゃだめですよ！

木村昴 コメント

以前も「ブラック・パンサー」で演じさせていただいたことのある俳優さんですが、今回も演じることができて嬉しかったです。前回は威厳がある強い戦士役でしたが、今回は全体を通してコミカルな部分があったので、この声でジョークを言えたのが新鮮で楽しかったです！
映画の裏側を描く本作で、ダンとコルトの会話で有名な映画の名台詞が沢山出てくるのがとても面白いな！ と感じています。主演のライアン・ゴズリングが、スタントマンへの感謝を語っていましたが、この作品を観ることで、映画の裏側を知ってもらい、映画の熱さをより体感してもらえたらと思います！

種崎敦美 コメント

今回担当させていただいたアルマは、大物俳優トム・ライダーのアシスタントで、ある時ライダーに関するとあるネタを手に入れてしまって…さて、どうするんでしょう！
久しぶりの吹替のお仕事だったので収録が始まるまではとても緊張していたのですが、緊張してたらもったいない！ というかそんな暇ない！ というくらい勢いのある作品なので、心も体も前のめりに収録に臨ませていただきました！ 楽しかったです!!!
本作は、アクションが、画面全部がド迫力です!! 映画の「こちら側」、制作側からの映像にも自分は興味津々でした。いろんな楽しみ方を、劇場で是非、体感してくださいませ…！