同作は、巨大な閘門(こうもん)“尼ロック”によって水害から守られている街・兵庫県尼崎市を舞台に、父の再婚で騒動が巻き起こる“ご実家ムービー”。理不尽なリストラに遭い実家でニートのような生活を送る39歳の近松優子を江口、父・竜太郎の再婚相手で20歳の早希を中条、65歳の竜太郎を鶴瓶が演じた。
ハイヒールのリンゴは「絶妙な空気、絶品の間。さすがは関西出身役者の布陣ならでは。細やかな伏線が回収されて行くとそこには『家族とは』と言うテーマが残るのです」と映画を絶賛する。モモコは「関西が大好きな私。この映画は全ての関西人に観てほしい! 家族で観て皆、泣いて笑いました。ありきたりの家族で是非観て! 細かいとこまで関西人がいっぱい! 月化粧食べよ! テイ! 一言も聞き逃せない」と思い入れたっぷりにつづった。そのほか、関西在住のジャーナリストから届いたコメントは下記の通り。
「あまろっく」は東京・新宿ピカデリーほかで上映中。
ハイヒール コメント
リンゴ
娘のリストラさえも楽しんでしまおうと言うお父ちゃんがコロッケを食べながら「コロッケは大正3大洋食の1つやねん。あと2つはカレーライスとトンカツや。~~お父ちゃん、再婚する事になりました!」この絶妙な空気、絶品の間。さすがは関西出身役者の布陣ならでは。
細やかな伏線が回収されて行くとそこには「家族とは」と言うテーマが残るのです。
「あっ!」と声を出してしまったラストシーン、是非お楽しみください!
モモコ
関西が大好きな私。この映画は全ての関西人に観てほしい!
家族で観て皆、泣いて笑いました。ありきたりの家族で是非観て!
細かいとこまで関西人がいっぱい! 月化粧食べよ! テイ! 一言も聞き逃せない。
私の2番弟子の中条あやみちゃんを始め全ての出演者もちろんあまろっくを私も応援します。
食うて寝たら大概なんとかなる!
華崎陽子(ライター)コメント
赤の他人がいつしかかけがえのない存在になり家族になる。この映画が教えてくれたのは、そんなシンプルなことでした。
戸津井康之(ライター / 元新聞記者)コメント
父(笑福亭鶴瓶、松尾諭)も嫁(中条あやみ)も娘(江口のりこ)も…。俳優は全員関西出身。生粋の関西人、中村和宏監督の“尼崎愛”がたっぷり詰まった脚本、演出に応え、災害と戦う最後の牙城「あまろっく」の負けじ魂で、失ってはいけない人情を“嘘”のない関西弁で熱く訴える。
武部好伸(エッセイスト)コメント
家族ドラマとして、めちゃめちゃよかった。主演の中条さんが特に良かった!
田中奈都子(「月刊」KOBECCO)コメント
関西人の親子の会話はおもしろい。機嫌が悪くても憎まれ口でも言葉を交わす。それが愛情表現。
これ、関西に住んだ人にしかわからないだろうと思っていたら、「あまろっく」で、見本みたいな親子に出会えた。
映画「あまろっく」予告編
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