本作の主人公は、さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島。彼の写真に心を奪われた若手カメラマンの太一は、華々しいキャリアを捨て鮫島に弟子入りを志願する。訪れる客と丁寧に対話を重ね、深く関わる鮫島に驚く太一。人々が抱える悩みや問題のため奔走する鮫島に振り回されながらも、太一は自分に足りないものに気付き始めるのだった。鮫島役で平泉が映画初主演を飾り、太一を佐野が演じる。
このたび、
平泉は「秋山監督から『映画を一緒にやりましょう』とお誘いを受け、お話をお聞きしたところ、なんと主演での出演でした。いつの日かこんなことも…と60年、コツコツと積み重ねてきたつもりの俳優人生でした」「佐野くんは素直でチャーミング、とてもとても良かったです。また若い頃から知っているベテラン俳優陣も快く出演してくださり、そのお芝居は深みを増した素敵なものでした」とコメント。佐野は「成さんと鮫島さんの背中を重ね合わせながら太一と共に成長させていただきました」、あるたは「太一たちの仕事が、生活が、成長が、たくさんの方に見ていただけることを嬉しく思っています」とつづっている。
YouTubeで公開された予告編は、「音が鳴るんです。鮫島さんの写真は」という太一のセリフからスタート。彼が鮫島に弟子入りを志願するさまや、客の心残りや後悔に向き合う鮫島の姿が収められている。
映画「明日を綴る写真館」予告編
平泉成 コメント
秋山監督から「映画を一緒にやりましょう」とお誘いを受け、お話をお聞きしたところ、なんと主演での出演でした。
いつの日かこんなことも…と60年、コツコツと積み重ねてきたつもりの俳優人生でした。
鮫島写真館に集う人々の優しくて心温まる愛情物語、そして何より私好みのシナリオでもありましたので「よろしくお願いします」とお返ししました。撮影が始まり、多くのスタッフ・キャストのみんなとパスだ、フェイントだ、ロングパスだ、とまるでサッカーのような現場でしたが、秋山監督の大きな背中を皆で追いながら全力で走り抜きました。
佐野くんは素直でチャーミング、とてもとても良かったです。また若い頃から知っているベテラン俳優陣も快く出演してくださり、そのお芝居は深みを増した素敵なものでした。
人の温もり、人を想う心が物語の底にあり、きっとこの作品を押し上げてくれると思います。
どうか劇場に足をお運び楽しんでください。
佐野晶哉(Aぇ! group)コメント
五十嵐太一役で出演させていただきますAぇ! groupの佐野晶哉です。
「またかならずやろう!」と言ってくださっていた秋山監督と中井さんの作品に、もう一度出演させていただき撮影期間は喜びの毎日でした。
日常に綴られている愛を思い出せる温もりに溢れた作品です。
成さんと鮫島さんの背中を重ね合わせながら太一と共に成長させていただきました。
この映画が皆さんの明日を彩る一枚になることを願ってます。
あるた梨沙 コメント
映画化のお話をいただいたときは、驚きと喜びが同時に湧き上がりました。
まさか自分の漫画が映画化するなんて!の驚きと、私の漫画を見つけてくれてありがとうございます!の喜びです。
一度、撮影現場にもお邪魔したのですが、写真を確認するためにモニターを見つめる太一の表情、そこに声をかける鮫島さんの優しい声色。平泉さん、佐野さん、おふたりともイメージ通りに(イメージ以上に)キャラクターを表現してくれていて感動しました。
太一たちの仕事が、生活が、成長が、たくさんの方に見ていただけることを嬉しく思っています。
映画版「
じろさん(じろともトン) @jirotomoton
平泉成の初主演映画「明日を綴る写真館」公開、Aぇ! group佐野晶哉と共演 - 映画ナタリー
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