中島健人「リビングの松永さん」のため週6でジム通い「ほぼ毎話脱いでいる」

ドラマ「リビングの松永さん」の制作発表会見が本日1月6日に東京・東京メディアシティで行われ、キャストの中島健人（Sexy Zone）、高橋ひかる、向井康二（Snow Man）、藤原大祐、大久保桜子、黒川智花が参加した。

岩下慶子の同名マンガを実写化した本作は、カタブツで一本気なグラフィックデザイナー・松永純と、恋愛偏差値3のピュアな女子高校生・園田美己がシェアハウスで共同生活を送るラブコメディ。中島が恋に不器用なアラサー男子の松永、高橋が高校2年生の美己を演じ、向井が特定の恋人は作らない主義のバーテンダー・鈴木健太郎、藤原が医大に通う大学生・北条凌、大久保がカレー屋で働いていること以外は謎に包まれたあかね、黒川が美己が憧れるネイリストの大貫朝子に扮した。

中島は「僕としてはあまり演じたことのない、恋に不器用な男子を演じさせていただきます」と挨拶し、役作りに関して「声のトーンは2つぐらい下げていますね」と話す。高橋は「私は今年23歳（になる）。実年齢じゃない役を演じたり、経験したことのないことを役で経験できることがこのお仕事の魅力でもあるんですけど、その面白さを改めて感じられる役だなと感じています」と語った。

撮影現場の様子に話題が及ぶと、大久保は「中島さんは毎日プロテインを摂ってずっと筋トレしているんです。私がおいしく唐揚げ弁当を食べている場で『フッフッ』って息が聞こえるので、食べづらいなというのが続いています（笑）」とエピソードを披露する。中島は「ほぼ毎話ぐらい脱いでいる。12月の東京ドーム公演とこのドラマの役作りで体を仕上げていくために、週6でジムに行きました」と明かした。

向井が、原作に合わせた長髪スタイルに関して「普段の髪型よりしっくりくる」と口にすると、大久保は「カツラだったんですね！」と目を丸くする。共演者たちの「今さら!?」というツッコミに、大久保は「ナチュラルすぎて……」と驚きを隠せない様子。劇中の髪型については撮影前に中島に相談したといい、中島が「康二が自撮りを送ってきてくれて、『絶対に原作通りにしたほうがいい』と伝えました。キャラクターを一緒に作っていったよね」と述懐。また、向井とドラマ初共演となる中島は「15年来の友人から共演者になれたのはうれしい」と笑顔を見せた。

本会見で着用した衣装はそれぞれの役柄がイメージされているそう。藤原は「僕は医大生なので、白衣っぽい感じでホワイトジャケットです」と紹介する。松永のライバルとなる役どころを演じる彼は「勝てないですね！ まず健人くんという存在が強い。1話を観たんですけど、松永さんがかっこよすぎて『これはまずいな……』と感じました」と心境を吐露した。スパンコールの衣装に身を包んだ黒川は「新年なので華やかな感じで、女性らしいスタイリングをしていただきました」と説明し、中島からの「綺麗ですよ」という言葉に「ありがと」と応えていた。

主題歌はSexy Zoneによる「puzzle」に決定。ドラマの本編でお披露目されるこの楽曲の魅力を、中島は「支え合って認め合って尊重し合うというメッセージが込められている。（視聴者の）皆さんに“聴いていただく”という最後の1ピースをはめてほしい」と力説する。一足先に聴いたという藤原は「リッチでエレガントな雰囲気もありつつ、歌詞は1人ひとりの人間を肯定してくれるような、このドラマを想像させるようなところもあって素敵でした」と回想。最後に中島は「皆さんの心をこの“リビング”であったかくできればと思います」とアピールし、会見を締めくくった。

「リビングの松永さん」は、1月9日より毎週火曜23時からカンテレ・フジテレビ系でオンエアされる。演出には金井純一、日暮謙、松川嵩史が名を連ねた。

※高橋ひかるの高は、はしご高が正式表記