映画「
長浦京の同名小説を映像化した本作。大正末期の東京を舞台に、かつて“もっとも排除すべき日本人”と呼ばれた元諜報員・小曾根百合の活躍が描かれる。
百合を演じ、ダークヒロインという新境地を開拓した綾瀬は「本当に素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと一丸となって魂を込めて日々作っていった作品。ぜひ大きなスクリーンで観ていただきたいです」と述べる。間近で綾瀬のアクションを見守っていた長谷川は「すげえ」と感嘆の声をこぼす。撮影現場でのエピソードを問われると、「血だらけの姿で僕のところに来て『ひろちゃん(長谷川)今日なに食べた?』って。撮影の合間にはお薦めのお店を紹介したり、食のアドバイスをしたのがほとんどでした」と続けた。
また羽村は「本番の前は優しくて明るい綾瀬さん。本番になるとガラッとスイッチを切り替えて、かっこいい小曾根百合になっていたその切り替えがすごいなあと感じました」、シシドは「互いにイメージした役のまま自然にバディ感を生むことができた」、古川は「ハードワークを感じさせず、いつも誰よりも元気でいらっしゃった」、清水は「アクションでぶつかり合いましたが、距離も近く手数も多いのに完璧でした」とそれぞれ綾瀬の印象を明かす。
ジェシーは、綾瀬との共演について「綾瀬さんにけがをさせないように練習から心掛けていました。本番が怖かった。殺す勢いで本気で向かってくるので、僕も同じ気持ちでやっていました。本当にかっこいいですよね。バラエティ番組を観ましたが、ギャップがね」と語る。綾瀬は「ジェシーさんは覚えが早くて、『次は右です』『左です』『おなかにパンチいきます』って振りを教えてくれた」と回想した。板尾は「肌が綺麗で、ずっとSK-II(エスケーツー)使ってはるんやろうなあ」「あまり汗をかいてないからユニクロのエアリズム着てはるんやろうなあ」「上腕三頭筋のシルエットがすごいなあ」などと綾瀬の美しさに惚れ惚れしていた。
イベントでは、原作者である長浦の言葉をMCが代読する一幕があった。長浦は「綾瀬はるかさんの小曾根百合は、原作ファンの方々を唸らせるほど素晴らしかったと思います。今後、百合は長浦京の創造したキャラクターではなく、綾瀬さんのハマり役。行定勲監督が具現化させたヒロインとして世の中に認知されることになるのだなと思いました。自分の娘のように感じていた百合が行定監督のところに嫁いだような感じがして、ちょっと寂しかったです」とつづる。
行定は「綾瀬はるかでなければ百合というキャラクターは成立しなかった。全身で役をつかんでくれた。僕は彼女を育てただけであって、嫁いでいったのは観客の皆さんのところ。百合に限らず、この作品に登場するキャラクターが皆さんのところで成長したら、未来が見たくなりませんか? パート2ができたらいいなあ」と期待を込めた。
「リボルバー・リリー」は全国で上映中。
綾瀬はるかの映画作品
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綾瀬はるか「リボルバー・リリー」小曾根百合はハマり役、行定勲や原作者が絶賛
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