いじめっ子を殺す?見殺しにする?スペインのリベンジホラー映画「PIGGY ピギー」公開

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スペインの田舎町を舞台にしたリベンジホラー映画「PIGGY ピギー」が、9月22日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿武蔵野館ほか全国で公開される。

「PIGGY ピギー」場面写真

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「PIGGY ピギー」ポスタービジュアル

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本作は、クラスメイトからの執拗ないじめに苦しみ、家の中でも居場所を見つけられない少女・サラが主人公の物語。ある暑い日に地元のプールへ出かけたサラは、3人のクラスメイトと鉢合わせ、再びいじめの標的になる。そしてその帰り道に、血まみれになった3人が拉致されて連れ去られるのを見た彼女が、警察や親に真実を打ち明けて捜査に協力するべきか、あるいは沈黙を貫いて自分を守るべきか、究極の決断を迫られる様子が描かれる。

監督のカルロタ・ペレダは、テレビ業界でキャリアを積み、初監督の短編映画「The Blondes」が137以上の映画祭に出品された実力派だ。スペインのアカデミー賞と称されるゴヤ賞で受賞した短編「Cerdita」をもとに、長編監督デビューを飾った。自らも子を持つ母であるペレダは「いじめの問題は私の中で常に伝えたいテーマだった」と本作について語る。

「PIGGY ピギー」場面写真

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サラ役を務めたのは、舞台を中心に活躍しており「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」にも出演したラウラ・ガラン。彼女は本作での演技が評価され、ゴヤ賞の最優秀新人女優賞に輝いた。サラの母親役には「トーク・トゥ・ハー」「抱擁のかけら」「私が、生きる肌」のカルメン・マチが起用され、リチャード・ホームズピラール・カストロもキャストに名を連ねた。

「PIGGY ピギー」場面写真

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YouTubeでは予告編が公開中。サラが「子ブタちゃん」と呼ばれて嫌がらせを受ける姿や、目の前でいじめっ子が誘拐されるシーン、「殺すか、見殺しか。」というコピー、不穏な場面の数々が収められた。

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(c)MORENA FILMS-BACKUP STUDIO-FRANCESA

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tAk @mifu75

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