ファッションドール・バービーの世界を実写映画化した「
本作は完璧でハッピーな毎日が続くバービーランドで暮らしていたバービーが、すべてに限りのある“人間世界”に旅立ち、本当に大切なものを見つけるファンタジー。全米では7月21日に封切られ、週末3日間の興行収入が1.55億ドルに達し、初登場1位に。2023年に公開された映画の中でもっとも好調なスタートを切った。なおバービーを演じた
映画館の入口では巨大なイニシャルの「B」がお出迎え。この日のためにピンク色のカーペットが敷かれ、ロビーにはバービー人形をディスプレイ。特にドレスコードは呼びかけられていないが、会場を訪れたファンのほとんどがピンクの服を身にまとう。さらにバービー人形の箱を模したフォトスポットも用意され、映画館はバービー一色となった。
全米ではピンクの服を着て映画を鑑賞する行為が流行しており、ガーウィグはこの現象について「撮影中はたくさんのピンクに包まれた美しいセットに身を置くことができました。キャストもスタッフも足を踏み入れると、みんな笑顔になっていたんです。皆さんがピンクの服を着て映画を観に行き、同じように笑顔になっている。ピンクはハッピーカラーですよね。私たちに大きな喜びをもたらしてくれる色です」と話した。
高畑は自身が吹き替えたロビーの演技を「かつて自分が遊んでいたバービーが飛び出してきたと思うぐらいの圧倒的バービー感! (商品の)箱に入るシーンがあるんですけど、ニコッと口を開いて。そのシーンは『これ見たことある!』と。こんなにバービーにふさわしい俳優さんはほかにいらっしゃらないと思います。人形から人間味というか、感情が出てくる。その繊細さに、こちらもどんどん没入していきました」と絶賛。バービーたちが歌って踊るミュージカルシーンは「とにかく、ずっと笑ってました」というほどお気に入りだそう。
中でも高畑が注目したのは、
最後にガーウィグは「この映画は、まさに今の皆さんの状況のように、たくさんの人が一緒に体験する映画としてデザインしました。多くの人が一緒に笑ったり、踊り出したい気持ちになったり、もしかしたら少し涙する。これから暗い映画館の中で、皆さんにもそういう体験をしていただきたいです」と呼びかけた。
「バービー」は8月11日より全国ロードショー。
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