葉名恒星の新作主演は平井亜門、愛している女を抱けない男と夫に抱かれない女を描く

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葉名恒星の監督作「きみとまた」が、8月18日より東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開決定。主演は「MOON and GOLDFISH」「アルプススタンドのはしの方」の平井亜門が務めた。

「きみとまた」ポスタービジュアル

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「きみとまた」場面写真

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「きみとまた」場面写真

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「愛うつつ」「きみは愛せ」の2作で、「愛しているがゆえにセックスをしない」というテーマで作品を生み出してきた葉名。商業デビューとなる本作では、自主映画監督の青年まるおと、彼のかつての恋人で今は夫とのセックスレスに悩むアキとの関係を描く。まるおは自身の体験をもとに新作を撮ろうとするが、脚本に行き詰まってしまう。「愛しているからセックスをしたくない」ことが原因で別れた恋人アキを忘れられない彼は、自分と向き合うためにアキと久々に再会。アキは別れ際に「まるおの精子をください」と告げる。まるおを平井、アキを伊藤早紀が演じるほか、長村航希丸純子冨手麻妙仁科亜季子らが脇を固める。

場面写真10枚とポスタービジュアルも公開。ポスタービジュアルにはまるおとアキの笑顔、隣り合って歩く2人の寂しげな背中が写し出され、まるおの「愛しているから、抱けない」、アキの「まるおの精子を下さい」という言葉が添えられた。平井、伊藤、葉名からのコメントは下記に掲載している。

平井亜門 コメント

台本を読んで「あ、マルくんの痛み分かるかもしれない!し分かりたい!」と思いました。覚悟が要る作品だなと思いました。撮影を無事に終えられたら自分は一皮剥けることができるんじゃないかとワクワクしました。たくさん念をぶち込みました。こんなこと書いてますが僕はまだ完成した映画を見ていません。見るの、少し怖いです。が、とっても楽しみでもあります。この映画が、見てくれた不器用な誰かの心に寄り添ってくれますように。

伊藤早紀 コメント

この作品のお話を頂いた時、
結婚経験がない私に、セックスレスの夫婦の役を演じ切れるのかと、緊張がありました。
しかし葉名監督の中のアキと自分の中のアキと向き合っていくうちに、アキとしての感情が芽生え、作品の完成が楽しみになっていました。
撮影中もスタッフさんやキャストの仲間に助けられ演じ切ることが出来ました。
私の初主演映画がこの作品で、アキを演じられたことを誇りに思っています。
様々な感情の中でアキが出した答えを是非劇場で楽しんで頂けたらと思います!

葉名恒星 コメント

「街の片隅で懸命に生きる若者たちの恋とセックスを描く」
そんなコンセプトの〈マヨナカキネマ〉としての映画のお話を頂いた時、消費されていくセックスに対して作りたいと思い、この物語を書きました。
取り戻せない日々にすがりながらも必死にいまを生きようとする主人公たちを、ぜひ映画館に観に来ていただけると嬉しいです。

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(c)2023 キングレコード

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おおとも ひさし @tekuriha

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